そんな違和感を抱えつつ、
また彼が先の日があったので、
その日も迎えに行こうと家を出たものの、
途中で思いだして家に引き返していると、
家からちょっと離れた通りで、
思いがけないものを見ることになる。


それはタクシーから降りてくる彼女の姿で、
一人ではなく、
暗がりなのではっきりはわからないけれど、
まだタクシーの中には人影が見えた。


思わず身を隠して、
彼女が家に帰るのを離れて歩いて帰りつつ、
彼女が家に入ってちょっとして家に入り、


『また駅で会えなかったね』


そう言うと、


『今日も来てくれてたんだ…気づかなくってごめんね…』


明らかに彼女が嘘をついた瞬間だった。


続きはまた後で~☆

つづく