『あれ?今帰った?駅に迎えにいってたんだけど?』


不思議に思って彼がたずねると、


『…ホントに?気づかなかったかも…わざわざ来てくれたのに、ごめんね…』


彼女がすまなそうに言ってくるので、
彼もこの時は、
終電の人並みに彼女を見失っただけと思っていたようだ。


でも別の日にも自分が先だったので、
また彼女を駅に迎えにいったのだけど、
彼女には出会わず、
家に帰ると彼女がいる…という、
不思議な出来事が起きていて、
この時も彼女にきくと、


『…来てくれると思ってなくて、気づかなかった…ごめんね』


と謝られる…


なんとなく違和感をその時も感じていたけれど、
謝られては彼もそれ以上は追究できない。


続きはまた後で~☆

つづく