他に相談できる人が、
居そうでいなかった彼としては、
自分達の状況を知っている私に話をしにきたらしかった。
「じゃあ、彼女の状況でも見てみる?(・・。)ん?」
私がたずねると、
彼が静かに頷く。
「それじゃ見てみるけど、それを知っても、そこからは自分でちゃんと彼女と話し合いをしたり、状況は自分たちの手で変えないといけないよ?占いでは解決はできないからねd(^-^)ネ!そこはわかってるよね?」
私はそこは強く伝えると、
彼が今度は強く1度頷き、
テーブルの上で両手を組んできて居住まいを正した。
私もその様子を見てから、
道具を出すと彼女を占うことに。
占いのことは全くわからないであろう彼だけれど、
真剣にカードを見つめ、
唇を噛みしめていた…
続きはまた後で~☆