「またあれかい?旦那さんに何か言われたい衝動だったってこと?」
まぁこれまでの表情をみていれば、
そういうことなのはわかっているけれど、
あえて言葉にしてたずねると、
彼女が眉間に皺を寄せつつも頷いてくる。
「…で、反応がない…と…」
私が見ながら言うと、
彼女が深く頷いた。
「どういうこと?彼に怒られたいから、夜遊びしていたってこと?」
それまで黙っていた常連さんが、
もう黙っていられなかったのか、
口を開いてきた。
「そうなんだよ。彼女はね、旦那さんに叱られたいっていうか、喧嘩したかったりしたんだってさ」
詳しいことは友達であっても、
直接彼女の了承を得ていない話なのでしてなかったが、
今は彼女も実際にいるので、
これまでの話を常連さんにもしてあげた。
続きはまた後で~☆