「…そうだね。また私、おかしな考え方にとりつかれそうになってたんだね」


彼女がやっと理解できたのか、
さっきとちょっと目つきが変わって、
柔らかくなったように見えた。


「そうだよ。恋人や夫婦などの男女の関係も、人間関係なんだから、100人いたら、100人それぞれの考えがあるんだからさ。これが正しいって、唯一の考え方なんてあるわけないし、100人いるなら50通りのカップルのあり方があっていいんだからさd(゜ー゜*)ネッ!」


再度念押しで言うと、


「…私、だめだねぇ…ついつい、みんなに言われると、それによってしまいそうになっちゃって」


ぺろっと舌を出して、
それで自分のことをちょっと鼻で笑ったようだった。


「今回よかったのは、やっぱり一人で悩まなかったことだよねd(^-^)ネ!彼とのことだから、彼とちゃんと話をして、それで当の本人の意見を聞いているから、そこには間違いはないからさ。これからも他の人に何か言われたとしても、夫婦のあり方はあなたたちにしかわからないんだから、そこはしっかりと2人で話し合っていくべきだし、それが一番の方法だと思うよ」


私がそう総括すると、
彼女が強く1度頷いていた。


続きはまた後で~☆


つづく