そう言ってから彼女を見ると、
彼女がうんうんと大きく頷いてきた。


「私からは、夫婦喧嘩をしない夫婦だっているし、おかしなことじゃないって言っておいたんだけどね。でも気にし出したら、止まらなかったんだと思うんだ」


彼にそう伝える。


『そんなことだったら、言えばよかったのに』
普通ならそういう答えが彼からくるのだろうけれど、


「そっか…たくさん僕のために悩んでくれたんだね。ありがとう」


彼から出たのはその言葉だった。


(そっか…そういう気遣いができる相手だから、喧嘩にお互いならないんだd(゜ー゜*)ネッ!)


そのやり取りで私には夫婦愛が見えたわけで☆


「僕のためを思ってくれたりしたんだろうけど、でもそういうことなら、聞いてくれてよかったんだよ」


彼が優しくそういうと、
彼女がじーっと彼を見つめている。


続きはまた後で~☆

つづく