「本当は悩みというか、言いたいことがあるんだよね?」


本来ならすべてを彼女に言わせたかったのだけど、
彼女が今はまだしゃべれそうになかったので、
私がそう言うと、
彼女がじっとこっちを見てくる。


「私も聞いているし、足りないと所は補足してあげるから、言いたいことを彼に言ってごらんよd(^-^)ネ!」


そう促すと、
彼女がちょっと目線を伏せつつも1度頷き、
少し体を彼に向けてから、


「…あのさ…私に言いたいこと…何かあったりするかな?」


途切れ途切れにそう言った。


言われた彼は、
何のことやらわからないらしく、
ちょっとだけ首を前にして彼女をじっと見つめて、
大きく首を傾げてきた。


「それってどういうこと?」


それが彼の素直な感想だった。


続きはまた後で~☆

つづく