「話し合いは、僕もしたいというか、したがいいと見ていて思ったので、何度となくもちかけるんですけれど、普通の会話はあるんですけれど、相談とか話し合いとかそういうことにはならなくって…『何かあったのかい?』と聞いても、彼女が黙ってしまうばかりなので、それ以上はどうにも…」


彼はそんな彼女の態度にイライラするということはなく、
愛する妻が悩んでいるということが心配なようで、
それを知ろうと手を尽くしていたらしい。


「…でも、どうしようもなさそうなので、相談といったら、あらたさんによくしてると前に聞いていたから、『だったら、一緒に占い師さんのところに行こうか』って提案したら、それは受け入れてくれたので、今日は一緒にきたんですよね」


彼がなぜに一緒に来たのかの説明をしてくれる。


「そっか。2人で悩んでいても出口がないなら、第3者に話した方がいいこともあるからね(b´∀`)ネッ!」


私がそう彼に言うと、
彼がうんうんと頷き、


「d(゜ー゜*)ネッ!」


と彼女の顔を下から覗き込んで私が言うと、
びくっとして顔をあげてきた彼女が、
私と目が合うと『うん』と1度頷いた。


続きはまた後で~☆

つづく