「…でも、君のことは好きだから付き合ってるんだよ」


答えにならない答えが返ってくる。


彼女が言葉が続かなくて、
目線だけ彼を追っていると、


「結婚してるって、それで付き合うって卑怯だよね?でも、好きなのは変えられないから…」


彼の意図がわからない…


「…別れないよね?」


彼女から出たのはその言葉だった。


「別れない?君と?…うん、別れたくないよ」


そういう彼を見て、
彼女が首を振る。


「…そうじゃない。奥さんと…」


その質問に彼がまた固まった。


続きはまた後で~☆

つづく