『その時は、またあなたがその人に譲ればいい。もし、そう言う人がいなければ、その時、本当に閉店することを考えればいい。まだまだ先の話だから、選択肢はきっとその時ちゃんとしたのが出てきて、今回みたいに解決できるようになると信じてますよ』
そう言われて、
それでいいなら…と彼も頷いたようだ。
「それにしても、かなり太っ腹だね」
私がそれを聞いていうと、
「ですね。土地柄、みなさん、おおらかなのかもしれないです」
彼も少し笑いながら言ってくる。
そんなわけで話はとんとん拍子に進み、
今すぐにないにしても、
彼がいずれはお店を継ぐということで話は決まり、
彼の子供たちには、
その旨を今一度ちゃんと説明すると、
理解してもらえたようで、
これを機に住民票も移動。
続きはまた後で~☆