それからも彼のうどん行脚は続き、
かなりの時間をかけて全国を制覇していた。


「で、あなた的にはどこのがよかったの?(*'ω'*)ん?」


久々にやってきた彼に私がたずねると、


「そうですね。色々と考えたというか、悩みますけれど、ここかな」


そう言って取り出してきたのは、
一枚の写真と地図。


それは都会というよりは、
かなり素朴な田舎の写真という感じのものだった。

地図を見せてくれていたので、
それで確認してみると、
やはり田舎の方になるようだ。


「ここがね、お年寄りのご夫婦がされているお店なんだけど、一番、自分としてはおいしかったんですよね。ま、自分も、もう年寄の仲間ですけど、自分の親ぐらいの年齢の人たちなんですよ」


彼が笑いながら話してくる。



続きはまた後で~☆

つづく