どうやら幼馴染さんが探していた彼は、
街中で妹さんを見かけて、
それで後を追いかけたらしいのだけど、
毎回途中で見失ったり、
話しかけづらい状態だったりしたらしい。
でも見かけるのがいつも似たような場所なので、
大体のあたりをつけて通ってきていたらしいのだけど、
この時点では、
妹さんの方だということは気づいてなかったらしかった。
さらに途中からは、
妹さんも気づいて完全に巻くようにしていたので、
ますます話しかけることもできず、
でも探し回ってはいたらしい。
そんな時に、
いつも追いかけていた対象人物が2人に増えることになる。
つまりは妹さんを心配した幼馴染さんが、
職場に迎えにきて帰るようになったので、
同じような顔が2人に増えたのだ。
「彼に言わせると、この時に、そういえば双子だったっていうのを思い出したみたいね。一番初めにカフェに行ったときに、同じ顔がもう一人いたってね」
続きはまた後で~☆