「あたらさん、私がここで大泣きしたの覚えてる?」
幼馴染さんがそう聞いてくるから、
「あぁ、覚えてるけど…例のやり逃げ事件のことでしょ?」
私がそう答えると、
双子がそろって頷いてきた。
「その時の彼を必死でさがしたけど見つからなかったじゃない。でも、会えそうだとは、かなり前に占ってもらった時に聞いていたんだけど、それが、妹をつけてるっていう人だったのよ」
そう聞かされたのだけど、
なんだかこっちとしてはピンとこなくて、
( ゜д゜)ポカーンとしていると、
「だからさ、私たち二卵性だけど、まぁ似てる双子じゃない。私が探していた彼は、妹を私と思ってつけていたみたいなのよね」
そう聞かされたから、
「(・・。)ん?ってことは、相手もあなた(幼馴染さん)を探していたってこと?」
私が考えながらたずねると、
「そういうことね」
幼馴染さんが頷いてきた。
続きはまた後で~☆