『君がこそこそやっていることが、なんだか怖いっていうか、気味悪くなってきたんだよ。結局、僕の話はちゃんと聞いてないみたいだし…もう、一緒にはいられない。あと、別れたってなったからって、僕に変な呪いとか呪文とかかけないでくれよな』
と言われたらしいのだ。
「(・・。)ん?ってことは、それって、あなたがおまじないをいろいろやってるっていうのが彼にバレたってこと?」
彼の言う、
こそこそとやってることっていうのは、
おそらくおなじないのことだろうし、
それがどうも彼からすると気味が悪くなって、
別れようと決心したということらしかった。
「…そうですね…できるだけ彼には知られないように、彼の見えないところでとかしか本を開いたりはしてなかったんですけれど…」
彼女はそういって話をしてきた。
聞いていると、
彼女としては彼にバレないようにと、
彼の目を盗んで本を読んだり、
おまじないをやったりしていたらしいが、
彼女のことだから、
夢中になりすぎて見られていたのかもしれないし、
彼が家に遊びに来たことはあるらしいので、
その時に何かを見られたのかもしれない。
(彼女の家の中の様子を聞いたことはないけれど、もしかしたら、彼女は毎日のことで気づいてなかったのかもしれないけれど、家中がおまじないグッズで溢れかえっていたりしたのかもしれないしねぇ(;^_^A アセアセ…)
続きはまた後で~☆