「ただ、もし仮にそうだとすると、これがいつまで続くのか?ってことだよね?」
私が言うと、
「そうですよねぇ…もしも私みたいに経験値が低いと、同じことを何度も繰り返して、それが慣れて、そのままってこともありそうですもんねぇ」
彼女が自分を見返したのか、
ちょっと苦笑いをした。
「でも、そう考えると、ちょっと可愛い人かもって思えたりもします。あ、あくまでも、そういう人だったらですよ」
彼女が慌てて訂正しつつも、
顔を赤くして言ってくる。
「とっつきにくくて、苦手とかじゃないのか?(・・。)ん?」
私としては会話も弾まないとなると、
そうおもうんじゃないのかと思ってたずねると、
「まぁちょっと苦手かもって思ったりもしたんですけど、でも、なんだかちゃんと細かいところのフォローは毎回あると思うので、そう考えると、悪い人とは思えないし、もしも、あらたさんがいうような人なら、不器用なだけでいい人ってことですからね」
彼女が笑った。
なんだかなんで押したような、
不思議なデートだとしても、
何度もそれを繰り返していくと、
相手に親近感を覚えるのかもしれない。
彼女の様子をみていると、
そんな風にも見えるわけで☆
続きはまた後で~☆