「まぁ楽しかったのならいいと思うけど…」
私がちょっと考え込みつつ言うと、
彼女がこっちを覗き込んできている。
「(・・。)ん?どうした?」
顔をあげてたずねると、
「何か言いかけたみたいだから、なんだろうって思って?」
彼女が真剣にこっちを見てきた。
「あ、いや、なんか同じようなデートを繰り返すっていうのも、やっぱり不思議だなぁって思ってさ。義務ってことなら、もう断ってきてるだろうし、それでも続いてるってことは、もしかして相手もあなたと同じようなのかなって思ってね(b´∀`)ネッ!」
私がそう言うと、
「同じ?」
彼女が聞き返してきた。
「うん。あなたもデート慣れしてないけれど、相手も同じような人種だったら、こんな風にぎこちないデートって考えても変じゃないしさ」
私がそう伝えると、
「あぁなるほど…それで、はんで押したようなデートコースになったり、ちゃんとしたディナーだったりするって考えても、それはそれでつじつまは合いますね」
彼女も納得できたのか、
何度も頷いている。
続きはまた後で~☆