「それでいいのかねぇ?」


私がため息混じりにそう言うと、


「まぁ仕方ないでしょ。女の子だって、得手不得手はあるわけだし。うまいとか、得意な人が作れば、もらう側も美味しいから問題ないんじゃないのかな…って思うことにしたんだよね」


彼が笑いながらそう言ってきた。


それを見ながら、
私は彼の昔を思い出し、
なんだかちょっぴり切なくなった…


それは今から3年前ほど前にさかのぼる…


その時もやはりバレンタインシーズンで、
私は憂鬱な気分のままに、
休憩を終えて、
世の中の臭いくらくらしながら、
店に戻ろうとしていた。


…とそんな私の前を、
私以上にふらふらしている人がいたのだ。


(…大丈夫かね?(*'ω'*)ん?)


そう思ってみていると、
案の上前を見ていなかったのか、
柱にそのままゴチンと激突して、
その場にへにゃと座り込んでしまったのだΣ(・∀・;)



続きはまた後で~☆

占い師さんのおたわごと