ここからは彼女の話を聞いていると思って、
二倍の速度でお読み下さい(T▽T)アハハ!
「実は、私の夫の事で、あ、仕事の事で聞きたいんですけど、夫は、そして、私たちはこれからどうなっちゃうんでしょうか?」
『それを占えばいいのですね?』
と口を挿もうとしたのだが、
「あ、夫というののがですねぇ、三年前にリストラにあいそうになったんです。それで、夫は辞めさせられるより辞めた方が退職金が高いっていう事で、辞表を書いちゃったんです。しかも、私には一言の相談もなくって…それで、ああ、知ってます?正式な辞表って、本人だけじゃなくて、夫婦の場合、妻のサインも必要なんですよ。それで、それを出す朝になって、私に話してきたんです。もぉ、びっくりしっちゃって、私もどうしたらいいのやら…」
(そりゃ、今の私がどうしたらいいのやら…(;゜Д゜))
「とにかく、辞めるだなんて、この不景気なのに、これからどうすればいいのか決めてもないから、辞めるのだけは辞めてくれって頼むのに、夫は全く考え直してくれなくって、これからのことは、友人と一緒に金を出し合って経済コンサルタントを始めるとか言い出すんです。それで、辞表は郵便で出すとか言うんで、郵便局の閉まる時間まで引き延ばしていて、やっとその時間が過ぎて、これで辞めないでいてくれる…と思ったら、まだ、宅急便があるって言うじゃないですか。私、もう本当に、ふーっ、気が遠くなったんです」
(それは、今の私です…(;´∀`))
「もう、これ以上説得していても夫は聞いてくれないって分かったんで、私も、出しに行く時、考え事でもしいて、事故にでも遭われたら大変だし…と思って、出しに行く夫について行ったんです。もうそれまでの話し合いで私大泣きしてたから、目も真っ赤で、恥ずかしかったんですけど、仕方ないし…あの日は雨も降ってて、外に出たら、また泣きそうでした」
(私も泣きたいです…(ノ◇≦。))
「私、今まで楽天家で生きてきちゃってたから、悩みなんかもそんなに無くって、それで、夫に急にそんなこと言われて、もうパニクッてしまって…夫に、『何でもっと早く言ってくれなかったの?』って聞いたら、何て言ったと思います?『お前に話しても、ちゃんと聞いてくれなさそうだし、悩みを家に持ち込みたくなかった』何て言うんですよ!私ぜんぜん信じられてないって、ショックでショックで。私、今まで夫と子供のためだけに生きてきたって言っても、過言じゃないんです!なのに信じられてないんだなんて…」
(ヾ(・∀・;)オイオイ、泣くなっつーの!!)
続きはまた後で~☆