「あなたがワンナイトラブのつもりでも、相手は違ってこと。要するに、ストーかタイプの女性が現れやすいってことね」
「なるほどー」


彼は頷きながら、
一瞬チラリ(/ω・\)と取り巻いている女の子の方に視線をやった。


私は見逃していないぞ(☆。☆) キラーン!!


彼はおそらくサロン向かいの蕎麦屋の壁に
『こんな占いなんて、興味ないわ( ̄‥ ̄)=3』
といった風に立っている、
取り巻きの一人の女の子の事を見たのだろう。
その子が、私が今言ったタイプにあてはまったのかもしれない。
ストーカーという人たちは自覚がなかったり、
一番『ぽくない』人がそうだったりする。


女難の相があるから、くれぐれも気を付けてね」


と伝えると彼は取り巻きに連れられて出て行った。


女の子三人がそれぞれ彼に気があることも、
逆に彼は三人を友達としか思っていないことも、
占うまでもなく良くわかる四人組だった。


恋の駆け引きは難しい…┐(´д`)┌


でも彼らに一つ言いそびれた事がある。

『この集団の中からはカップルは成立しないよ』

聞かれなかったからあえて言わなかった…
と言う噂もあるけどね( ̄∇ ̄*)ゞ(笑)