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旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、半年の穢れを落とし、その後の半年の健康と厄除けを祈願します
神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)に由来し

新暦に移った現在でも、6月30日頃に日本各地の神社で行なわれている伝統行事です

 

半年に一度の厄落としである「夏越の祓」
12月末には、「年越の祓」があります

心身を清めてお盆や新しい年を迎えるためのもで、「夏越の祓」も大切な節目の行事とされています

 

厄落としの方法としては、「茅の輪くぐり」です
茅の輪(ちのわ)とは、チガヤという草で編んだ輪のことで
神社の境 内に作られた大きな茅の輪の中を
「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます
この茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができると言われています

 

 

◆人形を流して厄落としをする◆
人形(ひとがた)とは、人の形を模した紙の形代(かたしろ)で
自分の名前や年齢などを書き、それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます
川に流したり、焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします
紙だけでなく、藁などで人形を作るところもあるようですね
また、お清めのために人が直接、川や海に入る地域もあるようです

 

◆「水無月」を食べて厄落としをする◆
冷蔵庫がない時代、蒸し暑くなる7月は病気しばしば流行ったそうです
体力も消耗するので、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給し、厄祓いをしていたそうです
京都には「夏越しの祓」の日に食べる伝統的な和菓子があり、「水無月」と呼ばれ
ういろうの上に邪気を祓うあずきが乗った三角形のお菓子で、三角形は削りたての氷を表しているそうです

昔、旧暦6月1日に「氷の節句」が行われており
冬にできた氷を山間の氷室に貯蔵しておき、その氷を口にして夏を健康に過ごせるよう祈るそうです
ですが、庶民には氷は高価な品です
氷をかたどった三角形の生地に厄除けの小豆を散らしたお菓子が作られたそうです
「水無月」は庶民の氷へのあこがれからできた銘菓と言えますね
現在、夏越の祓の日の和菓子として親しまれています


6月30日は『夏越ごはんの日』とされていて
1年の折り返しである夏越の祓えに由来し、1年の後半も元気過ごせるように制定されました
雑穀は、邪気を祓うとされる食材ですよ

今年前半の穢れ、厄落とししっかりして、今年の後半も健康に楽しい日々を過ごしたいですね

 

 

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