『好き』っていうだけじゃ、伝えられないんだ。

好きすぎて、

愛しすぎて、

細胞レベルで君が愛しい。


好きだとそれだけ言うには物足りなくて

愛を語るには照れくさくて……。


やはり、これなんだ。


『ひとつになりたい』

ざわめく君の身体に圧倒され、あっという間に逝ってしまいそうになる自身をなだめ、敗北の血を流す。

どくどくと果てしのない生きている証を君に送る。


火傷しそうな漆黒の夜。


君という海で溺れ、君を見失うんだ。


僕は生れてはじめての愛を知る。





メル友をホテルに連れ込んだら切れやがった。「こんなつもりじゃなかった」「ふーん、じゃあ、どんなつもり?」「そ、それは…」「君には夫がいてこっちにも妻がいる。実際に俺と会うことで何を期待した?お友達ごっこ?すこしの刺激?非日常を感じたかった?こんなふうにされたかったんじゃないの?」
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