そもそもなぜこの病気に罹患したのか。

当時の発病や病気の経緯、どうやって回復していったかを書いていこうと思います。

以前書いたように、発病は24歳の時でした。
特にパニック障害は若い女性の発病率が高いそうですね。
まさに私がそうでした。

私の発病の引き金は、なんとノロウイルス。
それまで健康が取り柄のような元気人間だった私。

寒い冬のある日、突然の腹痛吐き気に襲われて、物心ついてから初めてベッドの上で嘔吐の粗相をした事がきっかけでした。

そんなことで!?って我ながら思いますが、
その数日後から、それまで経験したことのなかった、
動悸、震え、しびれ、離人感、吐き気、呼吸困難が一気に襲ってくる症状が出始めました。

もしかしたら、その頃決まっていた元旦那さんとの結婚への不安もあったのかも知れません。

なにか重篤な体の病気なのではと、何軒も病院を回りましたが原因はわからず。
発作の間隔はどんどん短くなり、私は追い詰められていきました。

色々な病院で色々な検査を経て発症から3ヶ月後、最後に行った精神科の入った総合病院で胃カメラの検査をした後、そこの医師に、
もしかしたら精神科の病気かもしれないですよ、と言われ驚いた事は覚えています。

そしてそのままその病院の精神科にやっと辿り着くのですが、その頃には体重は10キロ以上も落ち、
鬱病も併発してしまっていたのでした。