2020年の観劇初めはこちらでした!
カモメに飛ぶことを教えた猫
in 宇都宮市文化会館
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年明けから大好きな厂原さんを観られるミラクルが起きました
(ちなみに今まで観たゾルバは笠松さんが3回、厂原さんが1回でした)
以下、感想です。
厂原ゾルバを観るのは2回目です。
実は前回は遅刻してしまって、冒頭のシーンが観られなかったんです
なのでハンブルクのナンバーをやっと聞くことができました!
気怠そうに脚を脚で掻いてる姿が印象に残ってます(笑)
全編通して思ったのですが、不完全さがかっこいいゾルバでした
皆にリーダー扱いされても「よせよ」と嫌がっているし。フォルトゥナータの可愛さについデレっとしても大佐たちが来たら冷静を装うし。笑
カッコつけたがりなところがオス猫らしくて好きです。猫って決まりが悪いところを見られるとかっこつけて誤魔化す生き物だからw
あと思い出してしまうのが、不安や恐れの演技がリアルすぎたこと。
うらん@Uran_birDis厂原ゾルバ、フォルトゥナータのために大事な決断をする時、泣きたいのを堪えて鼻をすするのが観ていて辛くて。「自分を信じて」も言い聞かせるように歌ってたのに感動した。怖いのはゾルバも同じなのね2幕は泣かされっぱなしだった〜1幕は… https://t.co/HpFNc8D4Bd
2020年01月05日 18:52
マチアスに尻尾を差し出すときやフォルトゥナータと塔の上に登ったときに鼻をすすってました。
うまくいかないかもしれない、自分の未来が暗い方向へ変わってしまうかもしれない。それでもフォルトゥナータへの幸せが切り開けるなら勇気を出すんだ。
そんなゾルバの心の動きが手にとるようにわかりました。
フォルトゥナータだけじゃなくて、育ての親のゾルバも一歩踏み出す怖さを味わってたんですね
「自分を信じて」言い聞かせながら胸に拳を当てて歌ってました。
「大事な娘だから」は、優し過ぎて号泣。
もー!厂ちゃんゾルバ泣かせるの上手
そして、前回観た時よりコミカルな表現が増えていたような…笑
百科事典を調べて本題からどんどん話を逸らす博士と秘書に、痺れを切らして「ファーーー‼︎‼︎」って叫んだのには笑いました
あんなの前に観た時はやってなかったのに 笑
代わりに怒ってくれた大佐に対しては、笠松ゾルバはお礼するような仕草をしていたけど厂原ゾルバは大佐の大声に少し引き気味。酷いww
ゾルバ役の俳優さんによって反応や台詞が違う、産まれたての雛を初めて見るシーン。
厂原ゾルバはついてくる雛に戸惑いつつも「可愛いなおい‼︎」とツンデレが出ていて微笑ましいです
終演後、厂原さんと握手させていただきました。
実はお年賀を頂いたのでそのお礼もしたかったのですが、緊張で頭が回らずただ一言「応援してます…!」とだけお伝えしました。
しっかり目を見て「ありがとうございます!」と言って下さって嬉しかったです。
あまりにも笑顔が眩しくて足がガクガクになりました。
相変わらず横田フォルトゥナータは可愛い
2幕序盤の、自分を猫と信じて生きてる感じが好きです。産まれた時に初めて会った猫たちを家族として信じ切っている、幸せな雛鳥ですね。
その分、物語が進むに連れて鳥だと自覚していくことに怯えているように見えました。
1人だけ違うことって誰でも怖くて不安になりますもんね。繊細なフォルトゥナータの心が傷ついていくのは何度観ても悲しくなります。
飛びたいと思えたのは、大佐のお話を聞いて「カモメにしかできない役割がある」と感じたからなのかな?
フォルトゥナータって最初はか弱くて守ってあげたくなるような子供なのに、心の成長でぐんと大人になっていきますよね
大中ケンガーは初めましてでした。
最後のカーテンコールでの親娘ハグ、あたたかくて幸せそうで涙腺ダムが決壊しました
明戸マチアスも初めましてでした!
町アスさんとはまた違う印象のマチアスでした。
酔っ払いおじさんの演技が完璧!笑
「それが人にものを頼む態度か?」の悪代官のような演技も最高
ネズミたちから自分を庇ったゾルバに心を動かされた描写も見逃せなかったです。
マチアスも幸せになってほしい
あと、ツボだったのが青木博士。
真面目な顔で百科事典パニックを起こすから笑いが止まらなかったです 笑笑
1幕の堅物な博士キャラがお似合いでした。
2幕はマチアスに対して凄い剣幕で抗議。
何度か感じてましたが、博士の心理も物語の最初と最後でかなり変わっていきますよね。
百科事典しか信じてなかった博士が、フォルトゥナータを通して思いやりや仲間を信じるように変化していく。
博士の気持ちの変化が好きです。
みんなフォルトゥナータに心を動かされて、自分の殻を破っていたんだなぁ…。
これが最後のカモ猫でした。
ファミリーミュージカルでこんなに感動するなんて思っていなかったです
もしも自分に子どもが産まれたら、一緒に観たいなぁ。
わたしに似たら気に入ってくれるかなぁ。
未来の親子観劇デビューはライオンキングと決めてたんですが、カモ猫も捨てがたいです 笑
次のファミミュは人間になりたがった猫とジョンマン次郎の夢ですね
どちらも観たいなぁ〜!
人間になりたがった猫は、小学生の学芸会でやった思い出の作品
今のわたしには考えられないですが、お友達のお兄ちゃんから借りた学ランを衣装にしてスワガード様の手下役をやりました 笑
子供向けだろうと、侮ることなかれ!
カモ猫のおかげでファミミュ開拓できたらいいなと密かに思っています