こんばんは夜の街

ブログを書くのが久しぶりになってしまいました。

 

更新をさぼっている間に、世界が、世の中が、日常が大きく変わってしまいました。

 

「公演中止」、「払い戻し」の文字を見るたびに、何か言いたいけれどうまく言えないもやもやした不安がたまっていたこの1か月。

 

昨日あたりからとうとうきつくなってきましたね・・・。

 

 

時間が止まっちゃった、わたしの大好きな劇団四季の世界。

コーラスラインが公演中止になってしまったことがとてつもなく悔しい。

 

 

 

 

俳優さんたち自らの発信・・・白状します、さすがに泣いた・・・・・・。

 

観に行く予定が立てられなかった作品もあったけれど、公演してくれること自体が希望でした。エリザベート、記念の年だったのに…。育三郎様のトートデビューだったのに…。

 

頭の中が真っ白です。

 

仕事だって休業になったし、会いたい人にも会いに行けないし。

みんなが同じように不安とストレスを抱えているこの状況がさらに気持ち悪さを増長させますよね。

 

何か書きたいけど今の気持ちにピタリと当てはまる言葉がなかなか見つからない。

 

どうすればいいんでしょうね。

 

こんなとき、、、、

 

 

 

 

 

 

わたしが思い出すのは、やっぱり趣味の世界。

舞台の上、映画の中、テーマパークで待っていてくれる大好きなキャラクターたち。

 

先日、公四季(式)が休演中にも関わらずこんな素敵な動画をアップしてくれました。

 

 

 
最終公演までたどり着かなかった、全国公演のファミリーミュージカル2作品から、歌とダンスが披露されました。
 
最初に流れた「はだかの王様」の「幕をあけよう」というナンバー。
初めて聴いたんですけど、とても親しみを感じる歌詞がありました。
 
芝居を見ながら考えよう
僕なら君ならどうするかって
それが楽しみだ
 
ファミミュなのでだいぶ子供向けの歌詞ですけど、観劇の楽しさが込められていていいなぁ、と思いました。
 
舞台の上で生きている登場人物に、自分の心を重ねて一緒に楽しくなったり悲しくなったり…。わたしはよく俳優さんたちの演技に自分の気持ちを重ねて観てます。
 
だから自分ならどうするかなって考えながら観るのが楽しいって気持ち、よくわかる。
 
 
 
 
今、これ応用すればいいんじゃないでしょうか。
 
舞台を観ながら「私ならどうするかな」を、
この現実を「舞台の登場人物たちならどうするのかな」に。
 
視点を変えて、この息苦しいときを乗り切る手助けにできないでしょうか。
 
私はこの世のミュージカル作品をすべて網羅している化け物級のミュオタというわけではありませんが(化け物級の皆様申し訳ありませんw)、いろんな舞台を観て苦しい気持ちになったことが何度もあります。
 
戦争で人生すべてが変わってしまう舞台。
 
主人公が死にたくなってしまうくらいつらい目に遭う舞台。
 
恋人や家族と離れ離れになってしまう舞台。
 
今はパッと「私まるで○○に出てくる□□役の気分だわ!」っていうのが出てこないですけど、わたしは趣味の世界で「こんなときどうすればいいのか」の選択肢を吸収している気がするんです。
 
「たたかう」とか「にげる」とか、別の誰かの物語を見て手元のカードを増やしている感覚。
 
観劇できなくても、その感覚と手元のカードはちゃんと残っていると思います。
 
ミュージカルじゃなくて、もう1つ別の趣味であるディズニーの世界での話ですが、しょこたんのこんなつぶやきが話題になってました。
 

 

 

そう、こういうこと。

日常が暗くなりそうだったら、自分の好きな世界からお手本になるものを引っ張り出してそれの真似をしてみるんです。

 
お芝居が見られない今、私がお芝居してみればいいんです。
 
自分に無理が生じない程度に、自分の心が安らぐことができる範囲で。
 
ミュージカル鑑賞を楽しむことができない現実は変わらないけれど、
あまり悲観的にならないように気を付けていきたいところです。
 

 

 





大阪公演の中止が決定したアナスタシア、実はオーブの公演再開に滑り込んで観に行ったんです!

 

アーニャが歌う「過去への旅」の歌詞に出てくる、home,love,family

どれも今のわたしには心の支えで、この3つのために自分の身をしっかりウイルスから守らなきゃなと思ってます。

 

わたしにとってのhomeは趣味の世界。

 

また会いに行けるまで、まずは健康でいること。

 

しばらくは「こんなときどうする?」の感覚を頭の隅に置いて、自粛期間を過ごしたいと思います。

 

観劇レポもネタはあるんですけど、書きたくなったらまた更新します。

 

このブログを読んでくださった方々も、どうか心身の気遣いは忘れないでご自愛を大切に過ごしてください。

 

また、絶対劇場に帰りましょうね!