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二月を迎えました。
記録的な大雪と話題になった一方で、再び路面の雪はその姿を
陽の光により消していきました。
やっぱり、暖冬なんだろうか・・・。
乾いた路面を走る車の快適さが、しばらくの間、
続く二月でありますように。
2月
本来ならば今日の一日に、2人の新人が配属されるはずでした。
しかし、本日ここに揃ったのは、1名だけでした。
もう一人はどうなったのでしょう。
そう、いつかの日記に書きましたね。
採用を伝えた時に、こう答えた男性です。
「この施設に骨を埋めるつもりでがんばります。」
そう、答えた彼が、この場にいないのです。
それは、先週のことでした。
採用の連絡を伝え、契約を行う日を迎えました。
その約束の時間、ほんの数時間前に彼から電話がありました。
「今勤めている会社が・・・
辞めるのを一月延長させてほしいと言っているのですが・・・」
出社日を控え、その事前の契約を行おうとしている当日に、
そのようなことを今更に伝えてくるとは・・・
この優柔不断さと、はっきりしない態度に、
彼の可能性を幾ばくか期待していた私達を
大いに失望させたのでした。
結局、本日になって彼が提示してきた内容は、
「4月まで待ってもらえないでしょうか」
という内容でした。
もちろん、私たちはそれを受け入れることはできませんでした。
今回の採用の話は、白紙となりました。
まさに、私が心配していた不安は現実となりました。
しかし、ある意味、契約前に、
白紙に戻すことが出来たことは、幸いでした。
人がいなければ、誰でも採用、なんて考えで契約に至ると、
その後に、大きなしっぺ返しをくらうこととなります。
そうして、彼は骨をうずめる覚悟を持っていたにも関わらず、
骨を埋めるべき場所を自ら失ってしまったのでした。
そして、本日がターニングポイントとなった者が、もう一人います。
送迎の運転手だったパート職員です。
その者は、10日までの契約でしたが、
事実上今日をもって終了となりました。
以前話を出した、退職希望を出していた者です。
今日から新人が入ることで、カバーできる人材は得ていたのですが、
その新人が、実際に送迎業務を独り立ちさせるには、
当然、準備期間が必要となります。
ですので、その運転手には、10日間の申し送り期間を経て
辞める日の目途を決めたのです。
ですが、彼が直前になって私に提示したのは、
申し送り期間10日間全てを有給申請してきたことでした。
有給をとることは、権利ですので、それを蔑ろにするつもりはないのですが、
申し送り期間が必要であることを説いてもなお、
全て有給に当ててほしいということでした。
何故、いきなり連続する有給をとるのかと問えば、
既に決まった仕事に一刻も早く着きたいからだと言います。
そういった話も直前でしたので、
私達からすれば、必要な申し送りの時間の梯子を
蹴落とされた感じがしました。
会社ってこんなものなのだろうか。
情ってそんなものなのだろうね。
会社を背負っていくものと、一社員との考えには、
相容れない感情があるものです。
有給があっても、それを消化せずに最後まで、会社に尽くす者、
有給をすべて使い切って、会社を去る者
両者を見てきましたが、勤続年数に関係はありません。
こういった二極化に分かれるのは、
最後の時を迎えるにいたって、その会社に対し
不満があったかどうか、そこにつきるのだと思います。
結局、早く辞めたいであろう彼に、これ以上一緒に働いてもらうことを
諦めて、有給の消化をある意味認めました。
一緒に仕事をしていて、気持ちよく仕事出来るか否かでの
感情論で、私が判断したことでした。
そして、最後に、
ついこの間、入院する前に肩に手をかけた利用者さんが、
今日病院で亡くなったそうです。