2022年度版 新外国人選手評価 セ・リーグ | 裏見ますたぁのブログ

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あなた見つけてしまいましたね
とうとう・・・

2022年度版・新外国人選手評価 セ・リーグ です

 

当たらないことでおなじみ

低評価はポジティブかもしれません(笑)

 

 

本年度も1/31現在来日が遅れており開幕に間に合うかわからない状況になっています。開幕に間に合う想定で評価していますがトレーニング不足など遅れれば遅れるほど期待値は下がりますので参考程度でお願いします。


東京ヤクルトスワローズ

 

 

A.J.コール 年俸80万ドル+出来高 ★★

 

選手タイプ 技巧派・中継ぎ※

 

球速B-(やや速い)

コントロールB-(普通)

実績C(普通)

近年成績D(劣化というよりは故障明け)

年俸B(割安)

 

平均球速150キロの技巧派中継ぎ。日本の報道によれば先発要員として獲得とのこと。一応個人的には中継ぎタイプに分類で推奨も中継ぎ。ただし中継ぎとしては欠点も見られ不安もありそれは後述。先発として育成されてきたのでできないことはないと思われるが2018年以降は中継ぎ専門。球種も豊富なほうなのでサイスニードに比べても先発適正はあると思われるがスタミナ面に不確実なものも。2021年は左腹斜筋の故障で長期離脱。後半登板しているので極端な影響はない模様だが先発としては未知数でどうか?球種別にみると欠点はストレート。質も良くなく中央にまとまっていてコマンド能力にも疑問。近況の球速はわかりかねるが過去の先発だと145~6キロ程度になると予想されこれをどう見るか?変化球に関してはチェンジアップが使えていなく分布も良くない。その他の変化球は及第点。コントロールは悪くないがコマンド能力(狙ったところに投げる能力)はさほどない。全般大崩れするほどのものではなく試合を壊すレベルまではないか。先発・中継ぎ面で気になるのは投球フォーム。かなり走りやすいと思われキャッチャーが苦労しそうな感。盗塁阻止率も悪い。中村はまだしも古賀ではさすがに厳しい。キャッチャーの能力や相性もあるがクイックが習得できるかその意思があるか次第。そして全般で気になるのはフライボールピッチャーということ。狭い神宮では被本塁打が増えそうなデータもあり。見かけの数字は良いのだが精査をすればするほど不安点が出てくる嫌な傾向にはある。だからこそ日本に来ることになったのかもしれない。先発に関してはエース級の活躍を期待するのはかなり酷だがローテーションを回す分には期待できるかレベル。ただし投球数は少な目前提、5~6イニング程度まで。中継ぎに関してもある程度戦力になりうるレベルにはあり、安定感を望むならば中継ぎか。今回の評価は先発前提で1段階評価を下げている。なお対左に弱い傾向が出ている。まずは先発で開幕し危ういようだったら中継ぎを勧める。ストレートに欠陥が見えるという部分では過去でいえば成功ならブキャナン、悪ければイノーア。中継ぎならハフぐらいの期待値は十分持つことはできそう。個人的にはサイスニード(中継ぎ拒否?)とスアレスが先発専門なので契約内容次第だがコールには柔軟な対応ができれば望ましいと思う。

 

 

アンドリュー・スアレス 年俸80万ドル ★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速B-(やや速い)

コントロールC-(やや悪い)

実績D(あまりない)

近年成績D(KBOは参考外)

年俸C-(やや割高)

 

この選手は韓国KBO経由のため評価がしにくいことを先にお知らせします。データについてはMLBのほうをもとに評価する傾向にあります。平均球速147キロ程度の技巧派。球種も多く打たせて取るタイプ。韓国経由だがメジャー経験もありそれなりの実績を持つ。コールとは違い基本は先発専門で中継ぎは不向き。球種別にみると全球種それなりで平凡の領域も極端に悪いものはない。ただ完成度が高いタイプかと言われればいまひとつ。外国人枠の関係で開幕2軍の可能性も高い保険扱いになりそうな選手としてはなかなか優秀なほうで極端に能力が劣るとは考えなくてもよいか。ある意味競争に入れ活躍の可能性がある選手。分布をみてもコマンド能力には疑問だが試合を壊すまではない感じ。ただちょっと悪いぐらいまでは普通に覚悟。左腕ということもあるが対左は優秀、対右は平凡。打たせて取るグランドボール(ゴロ)ピッチャーなのは神宮では有利。コンタクトされやすい球なのでそれなりの失点は覚悟のタイプ。エース級というよりは補助的役割。2022年も外国人枠は5人の予定。オスナ(怪しい)・サンタナ・マクガフまで仮決定としてサイスニード(評価低め)・A.J.コール・スアレスと3人とも先発候補。コールの起用法は不明だがサイスニードが先発確約している感あるぐらい中継ぎを拒否しているのでスアレスとの競争か?先発適正としてはスアレス>コール≧サイスニードに感じるしコールが中継ぎに回ったほうが柔軟とは思われる。韓国時代の成績は参考にしないし韓国経由はハズレが多い過去の不安点もあるが、データを見る限りは★☆は避けられそうで案外まともな補強とみる。コールが先発にこだわるならマイナス要因、サイスニードも確固たる信頼性がなくチャンスはあるか。データ的に化ける可能性は普通にありそうと希望は持てる。

 

 

阪神タイガース

 

アーロン・ウィルカーソン 年俸65万ドル ★☆

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速C-(やや遅い)

コントロールC-(やや悪い)

実績D(ない)

近年実績C+(去年は良かった)

年俸C-(やや高い)

 

平均球速144キロ程度の技巧派。技巧派に分類しているのは球速と打たせて取るタイプということから。メジャーの壁は厚く限界と見られるデータと32歳(33歳シーズン)という年齢からも日本に来ることになったか。これといった特長が見つからない選手。すべてのスタッツが平凡域ないし平凡未満で球速は140キロ前半も覚悟に。コントロールも特段良いわけでもなく分布も微妙な域。どちらかというと日本では数字よりさらに悪くなる可能性のほうが高い。今季33歳という年齢もネックと褒める部分に乏しい選手で主力候補として獲得したものではないと思われる。阪神としては年俸も安めな選手なので保険として想定。強いていえば昨年AAAW(打者有利)なリーグで優秀な成績を収めたことぐらい。ただメジャーからお声はかからなかったレベル。先発専門でローテーションを回す能力はあることから谷間等に起用するのはありか。データ的に大きな期待をするにはさすがに無理あるが、1軍で結果問わずローテーションを回せれば成功と言えそう。ガンケルもアメリカでは将来がなかったと思われる経歴だったが日本で成功。阪神の投手育成は優秀なのでそこに賭ける。ガンケルも2軍からの這い上がり、ウィルカーソンも阪神の陣容はわかりかねるが開幕2軍前提で。それでもチェン・ウェインより使える可能性は高いと思う。チェンより使えなければ日の目を見ることはまずない。活躍すれば儲けもの程度で。

 

 

カイル・ケラー 年俸110万ドル ★★

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B+(速い)

コントロールD-(かなり悪い)

実績C(普通)

近年実績B-(劣化なし)

年俸D+(やや割高)

 

平均球速152キロ程度の豪腕中継ぎ。スアレス退団のため抑え候補とみられる。実績がない選手の割に年俸高めなのは期待値/素材型もあるか?即戦力ではあるが育成前提での選手。この育成前提というのは現状のコントロールでは厳しいという判断。際どくもない明らかなボール球が多い。コマンド能力(狙ったところに投げる能力)の矯正/修正はおそらく無理だが、ざっくりとストライクゾーンに投げ込む矯正/修正はできるかもしれない分布ではありまだ希望は持てる。阪神の投手コーチは有能なイメージなのでそこに期待。ただ本人の性格がどうか?球質については水準点あり抑えとして通用する可能性は十分ある。ただし変化球が実質1種類のようなので増やしたい。また甲子園の場合PF(パークファクター)的に特段問題にはならないだろうがフライボールピッチャー傾向があり狭い球場で投げる場合には注意が必要か。スタッツ的に理想は近年だとピアース・ジョンソンあたりかもしれないが決め球という点で劣る印象。コントロールについては数字よりも悪いと思われ致命的まではないが試合を壊す可能性は普通に覚悟するレベル。年俸や実績的にも1軍要員であり2軍があるのかわからないが矯正/修正必須、素材を活かしてナンボのタイプ。評価は現状なので微妙にしているが当方的には案外ポジティブ。まだ矯正可能な素材型として化ける可能性はありそう。

 

 

読売ジャイアンツ

 

アダム・ウォーカー 年俸30万ドル ★☆

 

選手タイプ 中距離打者

 

ミート力E(全くない)

長打力B-(ある)

守備力(下手か)

実績E(全くない)

近年実績B(独立リーグでは優秀)

年俸C-(やや割高)

 

独立リーグからの新加入選手というジャイアンツとしては珍しい経歴。マイナーではAAAまで2018年AAが最後。目につく数字では2016年ぐらいまでさかのぼる必要がある。独立リーグでの成績は知識がないため参考外。年俸からもわかるように基本保険と思われる。AAでのスタッツを見る限り日本で通用する確率はかなり低く仮に通用しても粗い打撃成績になると思われる。余程のことがない限り1軍要員にはならないと思われるしその状況になったときはジャイアンツの外国人選手が非常事態になっている可能性大。下から這い上がる姿を見たいが、冷静に数字で判断すればどの方面から見ても厳しい評価しかできないしそれが現実。開幕2軍で成長が見られ来年も契約があれば十分という印象。まず下でどれくらい通用するかお試し。

 

 

マット・アンドリース 年俸210万ドル+出来高最大50万ドル ★★

 

選手タイプ 技巧派・中継ぎ

 

球速B-(やや速い)

コントロールB-(普通)

実績C(ある)

近年成績D(今季33歳シーズンは怪しい)

年俸D-(かなり割高)

 

平均球速148キロ程度の技巧派中継ぎ。日本の報道によれば先発候補となっているが数字的には中継ぎ向きで推奨も中継ぎだがビエイラ・デラロサと後ろが揃っているため先発スタートか。年俸について巨人や阪神・ソフトバンクの選手は信用度は低め。巨人は特に参考金額程度で。過去多くの選手が低めの数字で発表される。報知は200万ドル発表だがアメリカでは210万ドル+最大50万ドルまでの出来高報道。アメリカの記事のほうが普通に信頼度が高いと思っているので当方ではそちらを採用している。選手タイプとしては万能型の器用貧乏。完成度は高いほうだと思われるがすべてにおいて平凡の領域。致命的な欠陥もないのだが圧倒的なスペックもないそれなり。ある程度限界が見えてくるタイプ。ストレートに魅力がないのが気がかり。2021年の劣化をどう捉えるか次第。今年33歳のシーズンで32歳のデータ的にはもう劣化が始まっていると推測。基本中継ぎの投手で最大3億円程度の契約は一般的には危険。先発なら理解できなくはないが費用対効果で考えると魅力ない。先発適正がないわけではなくできる水準にはあるが長らく先発をしていないのと中継ぎのほうが成績的にはコンスタントに良い傾向。ただモーションが大きいのが気がかり。阻止率は悪いので走りやすいはずだが盗塁企図数は案外多くない。短いイニングのほうがごまかしが効く感じで先発だと限界がみられある程度の失点は覚悟のタイプ。過度な期待はできないタイプだがスタミナ面の裏付けが取れればローテーションの一角として戦力にはなる可能性は十分。費用対効果的に自分としてはナシ。それなりを望め置きに行った感もある平凡・弱気/無難な補強の感じ。

 

 

 

グレゴリー・ポランコ 年俸2億5000万円※参考  ★★

 

選手タイプ 万能型(過去) 中距離打者

 

ミート力C(やや悪化傾向)

長打力C(普通)

守備力D-(肩は再起不能か)

実績B(十分)

近年成績E(絶賛劣化中)

年俸D(割高)

 

今年の巨人目玉選手。かつての有望株も近年落ちぶれての来日。年俸は参考程度。過去巨人の新外国人選手年俸傾向を見ると違和感を感じる部分があり個人的には参考程度で鵜呑みしない。おそらくもう少し高いと思われる。最低保証部分はこれくらいならギリギリ理解できる範囲。今年来日する野手としては実績は最上級ランクに入るのだが前述したようにとにかく落ちぶれた感が漂う選手。近年の成績悪化は怪我の要因もあるが、好不調の波やたまたま感がなく明らかに劣化している模様。データ的には落ちるナイフを高値で全力掴みしに行っている感で触るとケガをする地雷感が凄い。かつての栄光は全部忘れたほうが良いと思われる。近年の数字/データは悲惨の一途で巨人以外のチームがこの価格帯で獲得はまず敬遠すると思われる。アメリカでも同様の印象でかなり甘い契約。甘やかしは過去より巨人に多い罪。レベルの低い日本に来て復活できるか?本人にやる気があるか?劣化が止まるか?を考えなければいけない。当方はデータ重視派なので過去の栄光はバッサリと切ってシビアなのはご理解を。打撃に関しては特にストレートまた変化球の対応も共に劣化している傾向にありそれが長期間になるのでこの傾向を止めることは困難で加齢等による劣化だと思われる。選球眼の劣化も見られるがこちらはまだ許容範囲、コンタクト能力は明らかに落ちている。動体視力の問題があるかもしれないしその場合復活は困難と思われる。そして致命的な劣化は守備で怪我の影響からか別人状態。現時点ではお荷物になるレベルでパリーグならばDH推奨。プラス材料は一切ないし人工芝は明らかにマイナス。特に肩の劣化が酷く捕殺が激減している。これはもう回復不能な部位。年俸報道に違和感ありこれ以上の金額と推定するとさすがに厳しい。劣化していない部分を探すと足ぐらいだが足についてはやる気次第でいくらでも悪化するので注意。打撃に関してはまだ期待を持つ分には理解できるしレベルの低い日本ならと劣化が緩やかないし止まる可能性も。データ的にV字復活までは困難。一応変化球が致命的欠陥ではないのが救いでもある。レンジ予測は劣化もあり困難だが打率.250を1つのめどと予想。..220~.260でどちらかというとレンジの下方向寄りにはなりそうで打率にはそこまで期待できない分ホームランに期待。といってもせいぜい中距離打者で限界はあるが東京ドームということで20本打てるようならばペイできるか。大当たりを期待するというよりはまず大ハズレの地雷を回避できるかが焦点。去年ロハス・ジュニア(阪神)やディクソン(楽天)を地雷扱いにしたが、ポランコの場合は2人と比べれば圧倒的才能・経験の違いがある。が、現在の劣化具合が予測不能で怖い/高額年俸というタイプの違う地雷という認識。巨人の場合素行不良・不真面目系選手も多くやる気の問題も大きいと思う。厳しい文言の割に当方の評価が案外甘いのは打撃面で★☆にする根拠までは微妙という判断からであって地雷系である印象に変わりはない。

 

 

広島東洋カープ

 

ドリュー・アンダーソン 契約金30万ドル+年俸70万ドル+出来高 ★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速B(やや速い)

コントロールC(普通)

実績D(ない)

近年成績B-(劣化なし)

年俸C(妥当)

 

平均球速148キロ程度の技巧派先発。金額的には投手の目玉選手となる。球種も豊富で先発専門だが、スタッツ的には平凡やはり平凡。目立つものがないと特徴をつかみづらい成績。過去経歴からしても能力には限界がありそうな感じ。昨年比較的優秀な成績を残し目に留まったか。球種別でみても平凡の領域から出ることなく優秀なものも見られずどちらかというと不安点のほうが先に出てきそうな感じ。それなりの成績を残すぐらいで良いのならアリだがエース級の成績はさすがに酷と思われる。悪い部分もだが良い部分を挙げることがなかなか厳しく目玉選手にしては非常に地味で魅力不足感が否めない。多くを期待する分には全般物足りないが致命的な欠陥まではいかず全くダメにもならなさそう。10点満点で4点ぐらいの指標が続く。4点でも活躍する選手はいるが多くは5~6点前後でまとまっているイメージで多くの領域でちょっとずつ物足りない。まあまあという言葉が妥当か。スタッツ的にも2番手以降タイプで過度な期待は禁物。日本人を含めると3~5番手ぐらいの感覚で。ローテーションを回す程度の活躍ができれば良いというくらい。

 

 

ライアン・マクブルーム 契約金30万ドル+年俸70万ドル+出来高 ★★☆

 

選手タイプ 中長距離打者

 

ミート力C(普通)

長打力B-(長打力あり)

守備力D(1塁専門で)

実績D(ない)

近年実績B(劣化なし)

年俸C(妥当)

 

2021年マイナーAAAEの本塁打王。かつて投手有利のリーグILが元になっていてAAAEで本塁打王は価値がある。ちなみに昨年のクロンはPCL現在のAAAWの主体。このリーグの打撃成績は参考にもならないので昨年もバッサリと切っている。本塁打王は素晴らしいが打率は低めで成績は全般雑に。ただ過去を見るとコンスタントに打率を残しておりコンタクト打率重視のバッティングをすれば最低限の成績は残すものと推測できる。一応スライダーに弱い傾向はみられるが変化球全般全くの致命的欠陥でもなさそうで中長距離打者としてはコンタクト率も無難。年齢的にも劣化とまでは言えず悪くない。選球眼もこの手のタイプとしては及第点。良くはないが悪くもない普通が実は良い傾向。打撃全般は良い数字が並び無理して長距離打者に特化しなければ成績は望めそう。ホームランを20本以上打てる素質はあるがあえてコンタクト重視で15本+α程度の中距離打者として打率を高めたほうが良い結果になるかもしれないし当方も推奨。その場合★★☆評価以上になる可能性もある。守備に関してはファースト専門。外野もできるが数字的にはファースト1択。外野を守らせるのは余程のことがない限り避けたほうが無難。適性を欠く。ファーストならばお荷物にはならない程度で大崩れはない感。近年の成績や年俸を見ても正攻法な補強だと思われ上振れも十分期待できる。広島は近年外国人野手の成功例が少ない印象で去年もクロンという数字を見れる人ならば誰もが博打に打って出た感で結果ハズレ。今年はポジティブな補強ができた感もあり来日外国人野手としては特に期待している1人。

 

 

ニック・ターリー 契約金10万ドル+年俸65万ドル ★☆

 

選手タイプ 豪腕・先発/中継ぎ

 

球速B(速い)

コントロールD-(かなり悪い)

実績D(ない)

近年D(メジャーでは無理)

年俸C-(妥当)

 

平均球速151キロ程度の豪腕。選手タイプは先発にしているが変化球はいくつか投げられるようだが実戦では実質1種類になっている模様でその変化球に難ありと先発では限界が見え使いづらい一面もある。150キロを超える球速からも中継ぎ向きのスタッツと思われ個人推奨は中継ぎ。先発ができるのは保険としてはありがたいが現時点で先発だと手詰まり感はぬぐえない。コントロールに難があり分布をみる限り矯正は難しいほうか?メインのカーブの分布が悪くストレートもコマンド能力は見られない。大雑把にストライクゾーンに投げ込むことはできているがただそれだけ。変化球のバラツキは修正困難とみる。去年在籍したカイル・バードも制球難だったがキレは有効で諸刃の剣だった。ターリーのスタッツ的には有効になるか微妙な領域で制球難と代替選手としては魅力に薄い。ただ先発ができる=ロングリリーフもできるという想定ならば左のワンポイントだったバードよりは柔軟に対応できるかもしれない。数字を見る限り劇的な活躍を見込むのは期待薄で矯正/修正・持ち球を増やす/比率を変える等さまざまな工夫が必須。でないと相当厳しい感が目立つ選手。開幕2軍で育成/矯正からも頭に入れておかないといけないか。

 

 

中日ドラゴンズ

 

ギジェルモ・ガルシア 年俸10万ドル(育成) 評価外

 

キューバ出身の選手ということと育成契約のため評価外です。

 

 

フランク・アルバレス 年俸不明(育成) 評価外

 

キューバ出身の選手ということと育成契約のため評価外です

 

 

 

横浜DeNAベイスターズ

 

ブルックス・クリスキー 年俸8000万円 ★☆

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B+(かなり速い)

コントロールE(非常に悪い)

実績D(ない)

近年成績D(メジャーでは無理)

年俸C-(妥当)

 

平均球速153キロ程度の豪腕中継ぎ。プロ経歴もほぼ中継ぎ・抑えという筋金入り。パワーでねじ伏せ奪三振率は非常に優秀。日本でも抑え候補になるかもしれない。が、当然のことながら欠点はコントロールでそれも極度のノーコン。分布をみても修正/矯正は困難なレベルで危険水域。数字よりも分布のほうが深刻で実数字より悪いとみるのが妥当とみる。球種も基本スプリットのみと非常に苦しい。現状抑えをするには危険な領域で矯正/修正ができて初めて戦力になるレベルか。これは必須項目なので2軍で育成というのも手ではあるが、年俸や投手陣の薄さからはまず無理か。中継ぎという手もあるがエスコバーと被るのも厄介。戦力に余裕があり投手コーチが有能なチームだと楽しみな原石タイプだがベイスターズはどちらの要件も満たしていないのが不安材料。球質等は問題見られず日本でも十分に通用可能な優秀なレベルなので大改造次第。目の付け所はなるほど理解できるがチームが惜しいという複雑さも。ヤクルトには無理だが阪神だと期待できる感覚。ベイスターズはヤクルトと同等以上に前者。評価を高くできないのは現状での期待値であって必須の条件がありそのハードルが高いため。基本望み薄も化ける可能性は低いながらもありその場合の見返りはかなり大きいと思う。評価より良くも悪くも注目している選手の1人。