2017年度・版新外国人選手評価(セ・リーグ) | 裏見ますたぁのブログ

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2017年度版新外国人選手評価(セ・リーグ)です

 

 

 

 

広島東洋カープ

 

 

ライアン・ブレイジア(ブレジャー・ブレイジャー) 契約金5万ドル+年俸47万5000ドル+出来高 ★☆

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B+(速い)

コントロールC(普通)

実績D(ない)

近年成績D(ケガから復帰後)

年俸C-(妥当)

 

現時点で新外国人選手の補強は1人だけ。昨年は1軍4選手が全員活躍した結果の優勝。そこから大きく変化することはない模様。ゆえに必要最低限の補強にとどまっている感じがする。スタッツとしては平均151キロ弱の豪腕ではあるが2014年に肘の手術をした形跡があり昨年が本格復帰初年度。数字を見る限りAAAでは平凡な数字が並び特段目に留まるようなものはない。メジャーではストレートを打ち込まれており通用しなかったレベルなので質は良くないよう。スライダーやチェンジアップも投げるが基本ゴリ押し系のスタッツ。コントロールは近年まとまってきてはいるようだがこちらも未知数。あと対左が一貫して悪い数字となっていてそれもかなり露骨な差があるのでマイナーでさえこれではかなり厳しい印象。カープおなじみのあなた誰?レベルでデータも映像も少ない。貧乏球団・独立採算制のためか昔から他球団とは一線を画し独自路線で無名選手を取ってきていた。昨年実績的にも驚いたヘーゲンズの活躍。数字だけ見るとかなり出来すぎ感が強いので今年はあまり信用はしていない。過去実績はヘーゲンズと同じようにない選手だがサファテやミコライオのようにお得意の豪腕矯正でどうなるかは楽しみ。ブレイジアは基本2軍で育成だと思われるが1軍との入れ替えとなると対象はヘーゲンズとなるかもしれない。スタッツだけの評価ならばどうしても良い評価は無理な領域であとはスカウトの眼力と育成能力に期待するしかない。

 

 

ラミロ・ペーニャ 評価外

 

1月30日に報道がありましたが31日までに正式契約を結んだ旨は確認できずまたあまりに直前のため評価外とします。基本的に長打力はなく守備固めに使う程度のユーティリティです。

 

 

読売ジャイアンツ

 

 

アルキメデス・カミネロ 115万ドル ★★★

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速A+(屈指の豪腕)

コントロールD(悪い)

実績B(あり)

近年成績D(悪化中)

年俸B(割安)

 

メジャーの中でも屈指の豪腕。球速だけならば毎年上位にランキングされる。2016年の最速は164キロ。平均球速は158キロ弱と破格の領域。ただその選手が中継ぎでも失格、日本に来ることになったのだから当然致命的問題がある。まずはコントロール。確実に問題があり矯正をしないと厳しい。横方向に大きく広がり死球も多く打者が怖いレベル。これには投球フォームも関係していると思われ身体が流れまた球の出どころが見やすそうな投げ方。フォームの矯正=コントロールの矯正だが人の言うことに聞く耳を持たないイメージのドミニカ人選手。ジャイアンツには球界屈指の名コーチだと思っている豊田清がいるので是非とも矯正をしてもらいたいし素直に受け入れてもらいたい。この選手の持ち味は球速だがデビューしてから一貫しての弱点がストレート。球速の割にコンタクトされる比率が高く空振りも少なめ。マイナー時代の数字からも被打率が思いのほか悪い。逆にスライダーは普通だがスプリットに絶対的数字が出ており日本でもまず通用するレベル。155キロ程度でも十分でストライクさえ入れば非力な日本人選手では打ち崩せない可能性がある。なお抑えにはまた問題がありそうで中継ぎが適任か。最近ではマシソン・ポレダのノーコンを修正、マイコラスも2軍での修正で今の成績になった。ジャイアンツの矯正能力は球界屈指だと思われるのでファン・アンチを問わず素直に凄いものを見たい。矯正込みでの評価。

 

 

C.C.メルセデス  投手 育成  評価外

 

4年間でA-まででは話にならないレベル。育成とのことなので評価の対象外です

 

 

ホルヘ・マルティネス 野手 育成 評価外

 

6年間でAまで。育成としても非常に成績が悪く、直近成績打率.171ではどうにもならないレベル。育成のため評価外です。

 

 

横浜DeNAベイスターズ

 

 

アウディー・シリアコ 1000万円 ★☆

 

選手タイプ 守備型・中短距離打者

 

ミート力D-(かなりない)

長打力D+(あまりない)

守備力C-(普通)

実績E(全くなし)

近年成績C-(平行線)

年俸C(妥当)

 

独立リーグ石川ミリオンスターズからの加入。アメリカでの最高経歴はAAAでそれなりに実績はあるがAAAでの.通算打率が.228であり下位のAAでも.254と打つほうの能力には限界があったようで来日する選手としてみれば基本リストには上がらないレベルの選手。ただし年俸が1000万円と割安なため保険としての獲得であれば十分理解できる範囲という認識で期待値も年俸に比例すると思えばよい。コンタクトの能力に欠け選球眼がなくSLGが3割台と長打力も見劣る。打撃面での活躍はかなり期待薄。この選手のデータがほとんどないが例年こういうスタッツタイプの選手は変化球特に落ちる球系を克服できていない可能性が高いとみる。一応守備面で本職はショートということもありそれなりには守れてはいるが指標からはショートもやや危険で消去法でサードがあり得るくらい。少なくともグリーンよりは守れ使い道はある。一応若手の頃からショートで育成されてきたので才能はあったものと思わせるが現在は不明。まずは2軍でどれほどできるか気楽に見たほうが良い。

 

 

ジョー・ウィーランド 9000万円 ★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

球速C-(普通)
コントロールB(問題ない)
実績C-(少しあり)
近年成績D(低レベルで平行線)
年俸D(割高)

 

平均球速145キロ程度の技巧派投手。日本に来ると140キロ前半程度に落ち着くか程度で遅い部類に入るかもしれない。ドラフト4巡目22歳でメジャー昇格をした元エリート。技巧派といっても最近はスライダーを投げていないようでチェンジアップとカーブを使う程度。昨年はAAAで14勝6敗と最多勝を獲得、ただし防御率は5.43という数字で魅力はない。一昨年も10勝をしているが防御率4.59とまあまあの数字。PCLでの数字ゆえILに比べ数字は悪くなる傾向にあり防御率4点台であればまあまあだが5点台となると日本でもやはり厳しいし基本3点台の数字が欲しいところ。防御率の関係もあるが投球数も全体的に少ない選手でイニングイーターも微妙。コントロールには特段問題はなく優秀な数字が並ぶが分布からは乱れる要素もありそうで数字ほどの信頼は置けない感じ。ただし試合を壊すタイプではなく気にはならない範疇。コンタクトされやすい球で打たせて取るタイプは横浜スタジアムでは厳しい環境。ある程度確実に打たれることは覚悟の上。持っている球の質に関しては基本どれも微妙で優れたものはない。が、致命的な欠点も見当たらずブキャナン(スワローズ)のような欠点持ちとまでは言えないので日本でもそれなりという感じはする。一応比較対象がブキャナンとした場合どちらもスタッツ的には似ていて平凡な数字が並び成績も同じような想定ができる。もちろんエース級の数字を望むのは酷な領域で勝ち負けが同数の8勝8敗タイプ。それなりに完成されている感を受けるので球速が140キロ台後半ならば期待ができ楽しみな領域なのだが球速不足がかなり残念。今年のベイスターズの新外国人選手では当方3番手評価であり過度な期待はしないほうが良いかもしれない。

 

 

スペンサー・パットン 9000万円 ★★★

 

選手タイプ 豪腕・抑え

球速B(速い)
コントロールD+(悪い)
実績C(少しあり)
近年成績B+(マイナーでは無双)
年俸C(妥当)

 

平均球速147キロ程度の豪腕系。変化球は一応スライダーのみで数字は優秀。チェンジアップも投げるが非常に少ないため参考程度。ただし球種を増やさないといけないためこのチェンジアップは日本では多めに投げてくると思われる。2016年AAAで防御率0.75・2015年防御率1.67と驚異的な数字。しかも投手不利のPCLでの数字ゆえ非常に価値はある。ただそれでもメジャーでは通用せず。この選手の問題点は先に挙げた球種不足でまずは球種を1つ以上増やしたい。その際にはやはりチェンジアップが候補。コントロールについては数字よりも悪く感じ矯正が必要というレベルでそもそもコマンド能力がない感じ。大雑把にストライクを入れているし分布からも細かいコントロールは難しいレベルだと思われる。投球フォームからも走りやすいタイプに見えセット時など細かい部分の修正も今後気になるかもしれない。一応パワー系グラウンドボール(ゴロ)ピッチャーの傾向が出ているので打たれたらホームランという横浜スタジアムPF(パークファクター)的にはプラスに働くと思われる。細かい部分の矯正と球種を増やせば最低限の活躍は期待できると思われる。補強としては十分理解できる。

 

 

フィル・クライン(クレイン) 1億5000万円 ★★★

 

選手タイプ 技巧派・中継ぎ

球速B(速い)
コントローC-(やや悪い)
実績C(少しあり)
近年成績B(マイナーでは優秀)
年俸D-(かなり割高)

 

平均球速147キロ程度の技巧派投手。経歴からは中継ぎ向きであるが報道等によると先発要員としての獲得らしい。ストレート2種類にスライダー・チェンジアップ・カーブ等を投げどの球種も凄いものではないがこれは使えない球種というのがなく(ツーシームは微妙)いずれも平均レベルの球を投げる本格派。一応メジャーでは対左に弱い数字が出ているがマイナーでもその傾向は見えるが僅差。ただしフライ系が多めで横浜スタジアムでは不利となる可能性がある。コントロールについては数字上は問題ないが分布からは安心できるほどではなく数字を鵜吞みにするには疑問。ストライクを取る分には問題ないレベルとは思われる。確かにスタッツがまとまっていて球速も少し速く今年来日する投手のスペックとしては十分だが年俸1億5000万円は過去実績からしてもかなり割高で無理をした感じ。ただ1億円前後は最低かかりそうな選手ではあるのでその辺は個々の判断で。また過去実績的に中継ぎがメインでクローザー経験も少なく先発経験もあまりない。クローザーとしてはAAまででAAAではセーブを記録していないし先発も2015年・2016年ともシーズンの中盤からの転向。一応最高110球までは投げられているので致命的欠陥はないと思われるがシーズンを通しての先発経験は1回もない。スタミナ面という点ではやや不安がある。それを超えられるようならばスタッツとしては十分計算でき面白い補強となる可能性があるとみている。本来は中継ぎ向きだと思うしその場合は安定した成績が期待できるが、無理をさせない程度の先発起用をさせてみて成功するか楽しみではある。

 

 

阪神タイガース

 

 

ローマン・メンデス 7500万円 ★★☆

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B+(かなり速い)

コントロールD(悪い)

実績C+(少しある)

近年成績D(悪化傾向)

年俸C(妥当)

 

平均球速151キロの豪腕系中継ぎ。23歳でメジャー昇格来日時点ではまだ26歳と若い。メジャーでの成績も決して悪くはないが2016年は成績悪化でAAAでも平凡な成績でメジャー昇格すらできず。球種はスライダーとチェンジアップでどちらも数字的には良い。ただし映像上はそこまで良くは見えず打者がかなり打ちにくいのかわかりかねる部分が多い。欠点はストレートで球速の割に魅力がないものになっているが日本でも150キロを出せるようならば力でねじ伏せられることは可能なレベルか。この選手の問題点は豪腕につきもののコントロールの悪さ。コマンド能力がなく狙って投げられるようなレベルではないと思われる。ど真ん中めがけてそこから上下左右自由に散らばっている感じ。コマンド能力はないとみる。ストライクは取れ極端には酷くはないのだがやはり問題はありそうなレベル。数字的にはマテオと同じ程度ドリスよりはコントロールには問題ないか。昨年は2人とも1回2軍に落ちてから復活をした。個人的には矢野・香田ではなく久保コーチの功績があったかと思われる。またこの選手の投球フォームは個人的には受け付けず好きではなく未完成感がかなり強い。こちらもコントロールの修正同様矯正をしたほうが良い結果になるとは思う。野手1投手3という当方の構想でドリスが現時点で契約をしていないと思われるので中継ぎ投手は2枠であり1軍からと思われるがコントロールの矯正等やらなければいけないことがあるので誰が指導するか。素材としては面白くコントロールの矯正さえできれば十分活躍できる可能性はあり補強としては理解できる。

 

 

エリック・キャンベル 7000万円 ★★

 

選手タイプ 中短距離型

 

ミート力C-(あまりない)

長打力D(ない)

守備力D+(上手くはない)

実績B-(それなりにある)

近年成績C-(平行線)

年俸C(妥当)

 

この選手については活躍云々以前に獲得時から疑問がある。選手タイプ的には中距離打者のレベルも微妙な範囲であり日本に来てもホームランは10本前後までと推測、またサードとして獲得したようではあるが守備も水準以下で守備範囲も狭く不安が付きまとう。このことから想像されるのが昨年正直予想外に活躍しなかったマット・ヘイグ。金本監督が長打力を口にはしていたがそれだけではない彼の個人的好き嫌いで違和感のある嫌われ方起用法された感じを受けタイガース以外だったらもう少し良い成績だったかなと思う選手。今回のキャンベルもヘイグよりはコンタクトの能力は劣り長打力・守備力は数字上それほど変わらないレベルでありなぜ同じタイプのこの選手を獲得かという疑問が残る。数字だけの判断ではあるが2人のどちらかを取るとなれば打率面に期待できたヘイグだったと思う。気になるのはコンタクトの能力が劣ること。変化球全般に弱い数字が出ていてメジャー定着ができなかった理由の一つとして考えられる。メジャーでは活躍できなかったがマイナーでは安定した成績を残しており日本に来ても.240前後は打てるとは思うのだがそれ以上は厳しいか。.300はかなり困難なスタッツ。どちらかというと意識的にゴロを打っている感じのスタッツで打率のほうを本人が重視しているのかもしれない。ホームランも10本打てるかさえ微妙なレベルでありまた守備も微妙な選手を短気でわがままタイプに思える金本が使い続けるかも疑問。選手としては悪くはなくまだ伸びしろも期待できるが適材適所という面では根本的にチームが違うなとミスマッチングの印象を受けるし助っ人としてはやはり魅力に薄い。表現的には使えないというより使いにくい。

 

 

東京ヤクルトスワローズ

 

ディーン・グリーン 5000万円 ★☆

選手タイプ 中距離打者

ミート力C+(普通)

長打力B-(普通)

守備力E(守れない)

実績E(全くなし)

近年成績B(上昇傾向)

年俸D-(かなり割高)

 

スワローズ今季唯一の打者の補強。過去2年AAで159試合AAAで84試合に出場しているが基本のレベルはAAクラスという認識。少なくとも近年スワローズの野手補強では過去実績は最低レベルであり例年他球団の選手としてもテスト候補生あるいは育成レベルの水準と格がかなり落ちる。まだ若いため成長に期待だが実績もデータも少なく判断が困難な選手。打撃スタッツについてはまあまあ優秀だが特に飛びぬけたものはなくごく普通の中距離打者の範疇。この選手の欠点は守備力。マイナー6年間で161試合にしか守備についておらず昨年は130試合中31試合AAAでは11試合のみと経験が著しく劣る。当然ファーストしか守れずコンバートも不可能、守備範囲も狭く守備そのものも不安。守備経験が少なすぎて未知数でどの程度守れるかも実際に見てみないとわかりかねる範囲ではどうしようもない。通常ならばまず無理でパリーグDHをおススメする。かつて在籍したデントナが比較対象と思うが実績も打撃スタッツでもはるかに及ばないので余程のことがない限り優先度は低いとみる。投手陣に技巧派が多く守備が重要となるためコンディション次第ではあるが畠山ないし西田・武内などが優先となると思われ代打のために外国人枠を使う余裕も考えにくい。野手1投手3の構成だとバレンティンが怪我をしない限り1軍はないと思われる。パ・リーグならばDHでの起用法も考えられるがセ・リーグなのに打つほうも大した過去実績もなく守備が全くの未知数のこの選手を破格の金額で獲得した理由がわからない。活躍云々以前に本当に何がしたいのかまったくもって意味不明な補強。

 

 

プレストン・ギルメット 60万ドル ★☆

選手タイプ 技巧派・中継ぎ

球速D(遅い)
コントロールB(問題ない)
実績C(少しあり)
近年成績C(平行線)
年俸D(割高)

 

技巧派の中継ぎ。タイプ的には奪三振率が高めで球種が少ないため豪腕にしたいところだが致命的な球速不足ということで当方では技巧派扱いにしている。マイナーでは340試合投げ安定した成績を残しているがメジャーでは3年間19試合で防御率8.22と話にならないレベルで能力には限界があった模様。昨年AAAで防御率2.77ではあるがILでの成績。日本に来る選手としては先発ならまだしも中継ぎではごく普通で魅力のない数字レベル。とにかく球速不足で平均142キロ程度、直近だと140キロ程度まで落ちているので日本に来るとストレートでさえ135~138キロ程度まで落ちる可能性もある。この選手の持ち味はスプリット。サイトによりスライダー表記もあるが球種的には同じと思われる。とにかく横方向に流れない真下に落ちるような縦スライダーで落ちる球という認識で良いか。この他にカットボールも投げるが基本変化球は1種類のみで球速不足もあり日本で通用するには困難なレベルとみる。コントロールには特段問題はないがメジャーのスタッツでは細かいコマンドまでは見て取れない。球速を増すことはまず困難なので球種を一つ増やしたい。ブキャナン・グリーンとの兼ね合い次第だがルーキと比較してもコントロール以外は概ね見劣るレベルなので開幕は2軍とみる。仮に1軍で戦力にはなっても劇的なスタッツを残すことは考えにくい平凡な領域。グリーンとギルメットはともにタイガース傘下であり、実績を考えても他球団が候補に挙げるレベルの選手ではないと思われる。ゆえにこの2人の獲得にはかなり違和感を感じる。活躍しないとは言い切れない数字だがそもそも目的も魅力も薄くプランが見えてこない。もし2人とも戦力にならないようならばスカウトの責任・進退にも関わっておかしくはない意味不明な補強に映る。

 

 

デビッド・ブキャナン 75万ドル+出来高 ★★

選手タイプ 技巧派・先発

球速D(遅い)
コントロールB(問題ない)
実績B-(少しあり)
近年成績D(低レベルで平行線)
年俸D+(やや割高)

 

技巧派の先発投手。平均球速は143キロ程度で日本に来ると過去同様の選手タイプから140キロ出るか出ないかレベルと思われ、外国人選手としてはかなり遅い部類に入るかと思われる。変化球が豊富だが球質的に使えるのがチェンジアップくらいでその他の球にはあまり魅力はない。またストレートの球速不足と球質が悪いためか非常に悪い数字になっており過去の来日選手と比較してもかなり危険な領域で日本でも通用するとは思いにくいレベル。あくまでストレートは見せ球程度で基本は変化球主体のピッチングになると思われる。奪三振率がかなり低く空振りを取ることさえできないレベルのため打たせて取るまたは打たれることは確実と覚悟の上で。守備の重要性が高い投手なのでできればグリーンとの併用は避けたいところ。コントロールには特段問題はなく分布からもギルメットは違い一定水準のコマンド能力は有しており問題はないと思われる。全体的に完成されまとまっている感はあるがスペックが総じて見劣る感じで平凡さがより目立つ。マイナーでも魅力ないスタッツが並んでおり際立った能力はないことをうかがわせる。基本は1軍ローテーション入りで勝ち負けが同等つく程度の期待をしたいところだが打たれるのを止めるのは困難と思われるのでその際には1軍さえ怪しくなる可能性も視野に入れて。スワローズで言うと成瀬や杉浦程度の期待値レベルを想定している。最高で石川程度の8勝8敗レベル。エース級の活躍を望むのはタイプ的にも能力的にも無理に近い領域。まとまりすぎてもう劇的な伸びしろはない感じ。アメリカでの平凡さがレベルの低い日本に来てどうなるか。

 

 

ロス・オーレンドルフ 150万ドル ★★☆

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

球速B+(速い)
コントロールC-(普通)
実績B(十分あり)
近年成績D(年齢による劣化傾向か)
年俸D(割高)

 

今年の新外国人選手を見ると贔屓目に見ても活躍するとは言い難い意味不明な補強をしているスワローズ、その中では唯一活躍の可能性が期待でき実績的にも大物で楽しみな選手の一人、ロス。この選手が活躍しなければ新外国人選手全滅の可能性もありまた投手陣自体が崩壊していているのに日本人選手の補強もロクにしてこなかっただけに最下位が現実味を帯びる可能性が高い。選手タイプとしては豪腕系。平均球速は150キロで持ち味はスライダーでこの球種はメジャーでも長年にわたりずっと通用し続けている。昔は先発だったが劣化、中継ぎで復活した。当方では中継ぎを推奨しその場合の期待値は今年来日する選手としても高い。年俸150万ドルは割高で中継ぎに使う費用と考えにくく先発前提の起用とニュースもあり当方も先発での評価をしている。先発は不安点があるため評価を少し下げている。先発はメジャーでは2013年が最後。マイナーでは2014年が最後。中継ぎでの平均球速は150キロだが過去先発時の平均球速は146キロ程度。日本に来ると数キロ落ちるため142~145キロ程度まで落ちる可能性がある。そうなるとスタッツ的には厳しくなる。32歳ごろから劣化し今年35歳となりスタッツも悪化傾向にあるのは年齢的にもう逆らえないか。特にストレート系の悪化が目立ち球速だけではカバーできなくなってきているのでなおさら先発時は怖い。また先発も30歳前後のものであり35歳となると昔よりは遅くなることはあっても速くなることはまずない。コントロールのほうも悪化傾向でこちらの理由はわかりかねる。ただ過去を見る限り試合を壊すレベルではないがコマンド能力はあまりなくアバウトな感じではある。先発としてもスタッツは十分水準はあるが中継ぎの場合は優秀であり一昨年の優勝に貢献したオンドルセク・バーネットレベルの役割を求めるならばやはり中継ぎをおススメする。ただし日本人選手にロクな戦力がおらず先発が足りない状況なのでチームとして仕方ないかなと思うところもある。本気なのかロスを補強しただけに他の3選手がもっと期待の持てる選手補強ならなと思わないこともない。

 

 

中日ドラゴンズ

 

 

アレックス・ゲレーロ  130万ドル+出来高 ★☆

 

選手タイプ 中距離打者

 

ミート力D(ない)

長打力B-(ややあり)

守備D(下手)

実績C-(少しあり)

近年成績E(論外)

年俸D(割高)


ドラゴンズ野手の目玉アレックス・ゲレーロ。ドジャース時代に4年2800万ドルの契約を結んだが結局期待値をはるかに下回る成績しか残せず早々に見限られた。一応130万ドルの年俸は納得の範囲ではあるが近年成績と照らし合わせれば割高でリスクの大きい魅力のない契約に映る。スタッツ的にはフリースインガーでコンタクト能力が欠如しており打率に期待するのは酷な領域。どちらかというと長打力のほうに期待だがそれほど特に優れているわけではない中距離打者の範疇。守備についても外野は論外で使い物にならず日本の記事にあったサードも守備範囲が極端に狭く眉唾物でありマイナーでも消去法か結局セカンドに回されていたようで日本でもセカンドが妥当と思われる。この選手は耳を嚙みちぎられたことで日本でも有名かもしれない。相手方のオリーボはいくつかトラブルも見られる性格的に問題がある選手だったようだが、本人にも問題があった可能性も考えられる。2016年は故障があったとはいえドジャースから三行半を叩きつけられたとしてもおかしくはないプロとしては論外でやる気も見られないようなレベルの成績。その後故障の状況はわかりかねるがプレーをした形跡もない。素行はわかりかねるが問題がある可能性は過去の件から否定できず。さらにそれが現在12球団でも屈指の素行不良選手歓迎・不問のドラゴンズということではなおさら。とにかく遊んでいても年俸は支払われるため真面目にプレーするかどうかもかなり疑問・怪我持ちで故障の治り具合も不明・過去にトラブル持ち・実績も期待値を下回るとなると他球団ならば未知数すぎて敬遠するであろう選手。キューバ時代を見ると期待されたのもわかるが現時点でポジティブ高評価できる要素が見つからないのでどうしても低い評価しかできない。外人というより害人になる可能性もあり。

 

 

エルビス・アラウホ 契約金2000万円+年俸8000万円+出来高 ★★

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

球速B(速い)
コントロールD(悪い)
実績B-(少しあり)
近年成績D+(低下傾向)
年俸C(妥当)

 

平均球速148キロの豪腕系投手。まだ25歳今年26歳とかなり若くメジャー経験がありなぜ来日するのか不明な選手。この選手報道では先発要員として挙げられているので当方も一応先発での評価をしている。個人的には確実に中継ぎ向きであるが起用が先発想定ゆえに評価を下げている。先発経験がほとんどなく2012年のA級が最後。近年長いイニングを一切投げていないのでまずおススメはしない。この選手の欠点はノーコン。確実に問題になるレベルで矯正しないと使い物にならない可能性がある。さらに球種や分布を見る限り矯正は困難なタイプに見えノーコンがずっと付きまといそうな感じ。アバウトにストライクを入れることはできるが細かいコマンド能力は見て取れない。また変化球がスライダーしかなくその質も悪く魅力がない。チェンジアップを投げられるようだがほぼ使わずでストレート待ちストライク待ちさえすればよい選手でこれでは苦しい。ただストレートの質は悪くはなく例年の新外国人選手の数値からも通用する可能性は十分あるレベル。結局のところ変化球を増やしコントロールの修正条件がまず必要で短いイニングでストレートゴリ押しのパワー系の投球のほうが活きる化けると思われる。選手タイプ・コントロール・実績いずれをとってもやはり中継ぎならば期待でき推奨。先発に賭ける気持ちもわかるがそれが時間の無駄になる可能性もある。今のままでは苦しいが素材としては魅力があり獲得には一定の理解はできる。

 

 

ホルヘ・ロンドン 年俸5000万円+出来高 ★☆

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

球速A-(かなり速い)
コントロールD(悪い)
実績C-(普通)
近年成績C(平行線)
年俸C(妥当)

 

豪腕の中継ぎ投手。球速がかなり速く平均153キロ程度となり、今年来日する選手としてはカミネロに次ぐ球速の持ち主。ただしメジャー経験が少なくマイナーの成績とは雲泥の差で能力の限界・壁が見て取れる。壁の要因としては変化球がスライダーのみでありチェンジアップもあるが頻度は相当少ない事。また豪腕につきもののノーコンでこちらも球種と分布から修正はかなり困難なタイプに見え楽観はできない。球速が150キロを超えるにも関わらずストレートの質も良くなくそのほか変化球の質も微妙で全体的に見劣りする。打ちやすい球なのか奪三振率も球速からはかなり低く被打率も悪い。1軍枠を野手2投手2とするならば少なくともアラウホよりは球速以外すべてに劣る印象であり開幕は2軍だと思われる。ゲレーロが未知数のため野手1投手3となるとジョーダンとの競争になるとは思うがアメリカの実績からは彼にも劣るのでなかなか厳しいと思う。AAAでタイプ的には反対となるが防御率的には似通っているギルメットとどちらが活躍するかは気にはなる。そこそこ多くを期待しないのであればギルメット、確率はかなり低いであろうが球速・パークファクター的に大化けを期待するならばロンドンのほうかなとは見ている。どちらにせよ即戦力としてではなく2軍で矯正次第程度。