新政策｜浦東、浦南および隣接地の感染管理継続に関する通
上海市は3月31日夜、3月28日から実施している感染対策において全面封鎖地域が黄埔江東側から西側へ変わることを受けて、東側地域の全面封鎖解除後の感染対策について通知を発出し、以下の通り市民への協力を呼び掛けています。
1． 浦東、浦南および隣接地域（浦東新区、奉賢区、金山区、崇明区の全域と、閔行区浦錦街道、浦江鎮、松江区新濱鎮、石湖蕩鎮、柳港鎮、葉榭鎮）に対して、4月1日5時より、スクリーニング結果を総合判断したうえで、国務院感染防止予防連合規制総合グループによる「新型コロナウイルス検査分類施策指南(試行)」に基づいて、分区分類管理と格子状(グリッド)管理を実施する。
2． 陽性感染者に関連する小区（単位、場所）が所在するグリッド及び隣接するグリッドは「封鎖管理区」として外出禁止とし、感染者に関わる建物等は14日間の封鎖管理(3月28日の封鎖開始から起算、以下同様)を実施し、封鎖管理区内のその他の地域では7日間の封鎖管理＋7日間のコミュニティ健康管理（開始日は同上）を実施し、厳格に封鎖隔離を行う。
3． 封鎖管理小区(単位、場所)が所在する街鎮のその他の地域は「管理区」として区外への移動を禁止し、7日間のコミュニティ健康管理(開始日は同上)を実施する。封鎖管理区、管理区内で感染対策、医療サービス、都市運行、応急処置等により外出が必要な者には、検温、健康コード確認、登録、身分確認などを厳格に行う。
4． 浦東、浦南および隣接地域で封鎖管理区、管理区以外の地域は「予防区」とし、7日間の自己健康管理(開始日は同上)と相応の検査を徹底し、密集する人数を制限する。
5． 予防区内の市民は自主的に外出を控え、人員の移動と密集を減少させ、不要な外出は行わない。リモートワークを推奨し、行政区や黄浦江を跨ぐ移動はせず、確実に外出が必要な時には自己防御を徹底し、ソーシャルディスタンスを保ち、人が密集する場所を避け、検温、健康コードスキャン等に協力する。発熱、空咳、倦怠感、のどの痛み、臭覚(味覚)の減退、下痢等の症状があるときには直ちに自主的に医療機関で受診する。
6． 飲食経営は店内飲食を暫時禁止するが、テイクアウト、デリバリーは提供できる。食糧市場、卸売市場、スーパーマーケット、薬局等の生活必需品を扱う公共場所は人数制限、予約制、ピークシフト等を要求しなければならない。ネットカフェ、バー、カラオケ、遊技場、図書館などの生活に緊急な必需性がない密封された場所は暫時閉鎖する。デリバリーサービス等の人員は住宅区に入らず、非接触配送を実施する。
7． 上海市の各区、各関連部門は市民への生活サービスを保障する。生活必需品の供給を保障できるよう強化し、速やかな配送、必要量の確保、価格の安定を確保する。医療資源は総合的に手配し、医療ルートを融通し合い、特に妊娠、透析、放射線治療、化学治療等を必要とする特殊患者の緊急診療を確実に保障する。各区、各街鎮、各社区は専門サービスチームを設置して市民の要求に迅速に対処する。
8． 封鎖管理区、管理区、予防区は動態的に調整する。管理区、予防区内で感染者が出たときは、相応の厳格管理を実施する。