- リネージュII 解放されし者/手塚 一郎
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【LINEAGE】というゲームがある。
ネトゲと呼ばれるジャンルに属している、MMORPGである。
現在でこそ、そのジャンルは日本に定着し、数あるゲームがウェブ上を彩っているが。
その先駆的パイオニアにこのゲームの名が刻まれている事は、決して皆が知るわけではない。
しかし、隣、韓国で生まれたこのゲームこそ、少なくとも日本におけるMMORPG浸透の礎を築いた、と言っても過言ではない。
FF11、ラグナロク、に対しても然りである。
僕、全然やったことないけど(挨拶
まあ、上のは、ちょい言い過ぎかも知れないけど。
先駆つったら、ディアブロとか有名だもんね。あんま知らんけどさ。
でも、少なくとも、祭りの一角を担った存在である事は間違いない。
んで、続編の【LINEAGE Ⅱ】ってのがありますヨ。
もう相当面白いから、やれと何度も友人に言われてます。
事細かにその面白さを入念に伝えられ、僕もちょっと、いえ、かなりその気になりますた。
何しろソロプレイが出来るっぽいので、僕向きです。
パーティにもそりゃ魅力は禁じ得ませんが、如何せん時間とか合わんよ多分。
FF11の方は、ソロだとかなり苦しいっつかクリア無理とか聞きますので、僕の中でもリネがリード、相当評価も高そうです。
雑誌やネットで情報を集め、もうこりゃやるしかないトコロまで来ますた。
絶対やりたいゲームの一つでもありますが、多分一生やんねえ。
だってエッヂっすから。無理っす~。
さて、今回はそのリネ2のノベル【リネージュⅡ 開放されし者】を読んでみますた。
勿論リネ2に関しては何の予備知識もありません。あ、上の?ウソウソ。
やりたいゲームですが、やるつもりは無いので、だからこそ、小説でストーリーだけでも知りたいなあと。
いきなり( ・ω・) ?ですヨ。
展開早ぇ~っつか、キャラ多いし、見慣れぬ単語がいっぱい。。。。。。わぁお。
僕が、ゲーマーじゃなかったら読み辛過ぎて適わんね。悪くないけど。
なんか、取り合えず、多分本家ネトゲのリネ2で出演する役者達なんだろけど、最初から連合組んでたり、ケンカしてたり、恋仲だったり、元だったり、複雑な関係だし、名前もいっぱいで誰が誰やら何が何やら。
もしかこれって、続き物の小説なんかの?と思ったけど、どこにもそんな事書いてないし。
中身も中身。特に戦闘シーン。
ちょっと、いや、かなり無理矢理じゃね。
つか僕が会わないだけなのか、描き方が無駄にゲームっぽい。
別にそこまでせんでもって思うほどに、ゲームに忠実?
つか、忠実過ぎる。めんどくさいのである。
例えば、敵「天使」がこちらに攻撃する際の、対象の選択方法は、ゲームであれば簡潔だ。
HP(生命力)の少ない方、レベル(強さ)の低い方、近くにいる方、等を優先的に攻撃対象とするプログラムだ。例えばね。
3つ巴の戦闘に在ったとしても、それは平行して守られる。
A(敵1)とB(敵2)とC(プレイヤー)だとして(AとBは敵対関係)、CがAのHPを大幅に減らした場合、BはCよりもHPの低いAを攻撃する。なカンジ。
だからこそ、プレイヤーはそれを計算し、自分達より数倍レベルの高い敵も倒せるのである。多分。腕次第で。
この小説では、それを肉感で表現しようとしている。
この小説の舞台・世界はゲームの世界である。
しかし小説の中では、それが現実である。
なのに、ゲームの設定なのである。論理的に設定とずれないよう書いているのか解らないが、無理矢理過ぎるし、かえって不合理に感じる。
っつか不合理だよね、コレ。
大体、なんで敵対する天使がこんなアホなんだよ。
統率もくそも無い。どこが神の意思を伝える者なのさ。
ゲームならね。
アホでいいと思うよ。
多分、元々ポテンシャルの時点でプレイヤー側とレベル差ハンパないし。
ある程度の絶対アルゴリズムで動いてくれないと、勝ち目ないし。
でもこれ小説だヨ?
つか感情移入して取り組むゲームでさえ、戦闘プログラムはある程度、割り切って考えるよ?
いやあ、ひどい。なんか、ごめん。
何が何でも、ゲーム設定や戦闘とかイベントとか、忠実に書きたかったんだろーな。。。
僕はリネ2をやってないし、だから感じる感想だと思う。小説としてだけで、読んだしな。
多分、ゲームやってる人は、ニヤニヤして読むんだろ。うぃ。知らんけど。
ただ、他の点は一級品です。
ちょっと世界観とキャラクターの相関図に馴染むまで時間はかかるけど。
巻頭にあるポスター?を見て、「あ、コレがこいつか」などと、頑張って見て下さい。
ゲームとかあんまりやんなかったり、もしくはRPGって何さ。ファンタジーっておいしいの?って方。
ロードオブザリングと被ってるとか思っちゃ駄目!
よおく見て、全然違うヨ?別物さ。
むしろ、あっちがパクってるんだ。そんな感じで。
で、まあタイトルにも在るとおり、いきなりラスボスなのです。
それに伴った主役達が最初から終結してるワケなんですが、レベルは最初から高いし、関係は最初から複雑だし、恋愛は最初からドロドロだし。
物語は終盤だし、過去の因縁ももう直ぐ決着だし、言うセリフも、やる事も結論的なことばっかで、初心者にはお手上げです。かなり置いてけ堀です。
でも逆に?ラスボス前なので、盛り上がりやテンションは最高潮だし、さっきも言ったとおり、主役級のやつらが終結してるしで、いいとこ取りです。
兎に角、めんどくさがりな人とか、直ぐ人に答を聞く人とか、一番面白いトコロだけ見たい人とか、そんな人にはオススメです。
ロードオブザリングの小説読みたいけど、長すぎて最初から読むなんて絶対お断りなんで、盛り上がるシーンだけ読みたい人と、何で盛り上がるのかの理由も知りたいし、でもその為に最後だけ読んでも意味解らんからある程度世界観とキャラ設定の詳細も知りたいんだって欲張りな人にはオススメです。
ただ、描かれてるのがラスボス編つっても、ホントにそうかは解りません。
僕はゲームをやってないので、知らんよ。うぃ。
それに、肝心のトコロが掛かれてなく、ゲームに続く?な形で終わらせてあるので、不完全燃焼な感じですね。残念。
つーか、こーゆーネトゲでさ。
シナリオとか余すトコなく書いてる本とかねえのかなって思ったけど、無いよね。そうだよね。
ゲームしろって感じだよね。
いいなあ暇人ども(コラ
ってなわけでして。
妖怪人間の気持ちがちょっとだけ解る小説ですた。
はやく廃人になりたぁ~い・・・!
=ネコ=