初めは唐突、であった。
「ネタなんじゃないか」と疑われる程、がさつな根拠から瞬く間に広まった、この映画【DEATH NOTE】の話。
特にネット、更には不特定多数の人がほぼ自由にメッセージを書き込める掲示板などはその手の噂は多く。
また、その殆どがネタ(=嘘)と言っても過言ではない。
確かに、噂が書かれていたのは掲示板ではなく、とあるブログであった。
しかし、発言者の内容は兎も角、ソースとなる情報源が透明とは言えず、其の為もあって真実と評価するには値しないものであった様である。
それでも今日、無事公開は果たされ、興行も上々。
少なくとも、僕が思っていたより遥かに人気作なのは驚きだ。
勿論、噂は周知の通り真実であった為、上記の後、信憑性を増す情報が続々とメディアに記載されていった事は言うまでも無く。
想像に難しくも無いだろう。
DEATH NOTEとは漫画である。
週間少年ジャンプというコミック雑誌に、最近まで連載されていた、異例の本格サスペンス漫画である。
その面白さと人気故、実写映画化、小説化、アニメ化、ゲーム化等のメディアミックス展開が多くのファンに期待されている。
が、実の所、僕は特に実写映画の方には大して期待はしていない。
当たり前だろうか。この漫画での特筆すべき点というのはとても動画という媒体では表現する事が難しいように思われるからだ。
それはまあ、DEATH NOTEに限らず、他の「映画化」というジャンル変換された作品に大抵見受けられるジレンマでもある。
しかし、そういった「無理」を問題視して期待薄というワケでもない。
どうせ原作に完全忠実というのは不可能なのだ。それは誰もが心得ている、勿論製作者ならば尚更である。
監督や制作費、会社、舞台、キャストにも特に不満は無い。
だが、何故だろうか、いつか見たTVCMでの「リューク(死神)」が「やはり」と不安を一層色濃くさせてしまっている。
リューク=CGというキャスティングにも元々不安があったのは事実だ。
日本は映画でのそういった「演技」が実に下手なのである。そう思っている。
普段、ハリウッドなんかといった豪勢な馳走を湯水のように流しているからこそだろうか。目が肥えているのか。
下手、だ。日本は。
特にSFやホラー、ファンタジー等の非日常的な映画は、そのような揶揄が似合ってしまう程のB級ぶりである。
それが僕は逆に好きでもあったが。
しかし、今回はDEATH NOTEである。
相手が悪いw
少なくとも僕は、DEATH NOTE映画化の手柄はハリウッドに渡して欲しかった。
監督の「海外リメイクも視野に入れている」発言から、ある程度現実的に話は進んでいると思えるが、それはそれ。
もし本当に後日、ハリウッド版DEATH NOTE等が公開されたなら、今公開されている日本版はお試しなのか?
そうでは無いだろうが、後の出来が良ければ良い程、日本版の影を薄める結果にはならないか。
考えるまでも無く、リメイクの公開は年単位で遅れる事になる筈だが、如何せんDEATH NOTEは原作の人気があり過ぎる。
キャストも監督も舞台も一部のスタッフすらも日本であって欲しい願いは、後制作のリメイクには期待出来そうも無い。
しかしそれよりも何よりも、初めから映画化はハリウッドであって、更に上の様なキャスト・スタッフはまして望みようも無いがw
と、思っていた。
少なくとも、最近夜中にTVでやっていた映画【DEATH NOTE】を拝見するまでは。
そう、見たのだ。
DEATH NOTEを見たのである。CMではなく映画であった。
初めはどういう事なのか頭で論じるも定かでは無かったが、何はともあれ見た。
成る程、存外綺麗で丁寧な作りであった。驚いた。面白そうだ。
本来B級が好きなのである。
いや、映画はB級というモノではなさそうだが。文句無しに面白そうに感じた。
しかし、そう。
危惧していた「演技」に綻びが、在った。
やはり下手であるw
だが、ここで挙げるのは前述したリュークのそれでは無く、本当に意味するところ俳優の演技に、である。
これは不確かなキャストの選抜に問題があったのではないか。
違うとしても、これこそが日本映画のB級足らしめる箇所と言っても決して過言では無いw
それでも、この映画化に伴って、浮かんだ初めの疑惑は、思ったようには表れない流れに思う。
多分。
確かには、言えない。
流石にまだ公開中の映画をTVで総て流す訳は無く、僕が見たのはオープニングからの約10分である。
その短い時間の中で、俳優の演技に半分息をつき、半分肩を落としつつ、期待に観覧の機会と後編を待つ。
先ほど、何度か目になるCMを見た。
最後に月(主人公)がリュークを連れ、歩いているタイプのヤツだ。
嬉しい事に、やはり心配は杞憂に終わりそうだw
=ネコ=
追伸:
僕が溜め息した俳優と言うのは、主人公らの主演陣では無い。
エキストラとも言うべき方らに、である。
非難の意では無いが、日本映画はこういった細部への薄配慮が、極端に出来の良し悪しに、コントラストを強調させている感がある。
参考・関連:
■DEATH NOTE -デスノート-
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
■DEATH NOTE
http://jump.shueisha.co.jp/deathnote/
■デスノート倉庫
http://members.at.infoseek.co.jp/kuro725/deathnote-log.htm
■デスノート実写映画化続報 by ホワイトデータマンション
http://mangadarake.blog5.fc2.com/blog-entry-262.html
■DEATH NOTE - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88
■デスノート (映画) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29