清二おじちゃん | URALiオフィシャルブログ Powered by Ameba

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親戚のおじちゃんが荻窪に単身赴任で住んでいます。  
 
おじちゃんはお母さんのお兄ちゃんです。
 
来年、おじちゃん定年です。 
 
もう地元に帰るとゆーことで、昨夜、会ってきました。 
 
15年!?18年ぶり!? いつ会ったか幼すぎて忘れたくらい会ってませんでした。。。 
  
新宿で待ち合わせ。 
 
恐ろしい人ごみの中、わたしの姿をみつけておじちゃんはすぐ手をふってくれました。 
  
久しぶりに会ったおじちゃんはおじいちゃんと顔が一緒でした。
  
すんごく優しい顔。  
 
おじちゃんの人生が顔にしっかり刻まれてました。
 
幼い頃の記憶のおじちゃんはハンサムで親戚の中で一番お小遣いをくれる気前のいい人でわたしは大好きでした。  
 
正月やお盆におじちゃんに会うのが楽しみで楽しみで仕方なかった。
  
おじちゃんの子供のいとこのユウキ君とかけっこをして 
 
「勝ったら千円やる」  
 
っていうから、何度も何度もかけっこして当時確かぷくぷく太ってたユウキ君に勝ちまくって荒稼ぎした記憶があります。
 
とりあえず、おじちゃんは気前のいい人でした。 
 
そんなおじちゃん、 十何年ぶりに会っても気前のいい人のままでした。偉い人に出世してさらに気前度がパワーアップしてました。
 
竹がカランコロンゆってるような、個室の座敷、目の前で板前さんが私たちの為だけに鮨をにぎってくれるような高級鮨屋に連れていってくれました。  
 
もう大人になったわたしはおじちゃんとお酒を乾杯し、芋焼酎を呑み続け、わたしは夢を語り、おじちゃんも夢を語り、 二人で酔いました。 
 
もうお腹いっぱいでごちそうさまっていっても、 
 
「遠慮せんと食べたらええがや!!!」 
 
と、おじちゃんはどんどんお鮨を頼みました。 
 
そして、別れ際、もうすっかり大人なわたしにおじちゃんは 

「あまり無理しすぎたらいかんよ~無理は~。お母さんには内緒にしときゃー。」 
 
と言ってお小遣いをくれました。 
     
フラフラになった手つきでクシャクシャクシャっと丸めて 
 
財布の中身を全部。

..  おじちゃん... 

二人の子供の父親のおじちゃんですが、 姪と甥にあたるわたしたち兄弟を 
 
「子供みたいなもんやと思っとるよ。甘えたらええーんだが」 
 
と東京に6年も住んでるのにぜんぜん抜けてない名古屋弁で言ってくれました。 

    
あぁ、 

お父さんはいないけど、お父さんみたいな人がいた。
 
こんな近くに。   
   
  
初めて知る感情に

帰りの電車で込み上げてくるあつい想いが止まりませんでした。 
    
  
  

清二おじちゃん 
 
ありがとう。 
 
  
長い間、お勤めご苦労様でした。 


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でも、おじちゃん、、 お見合いはしないから..  笑 グッジョブ