子供の医療保険の加入について、考え込んでしまったファイナンシャルプランナーの浦久保です。
ファイナンシャルプランナーAさん曰く、
「最近は地方自治体による乳幼児・児童への医療費助成が多く実施されています。そのような助成があったり、両親が共働きなどで十分な貯蓄があったりするケースなら、子供に関して医療保険は不要ではないでしょうか。」
皆さんはどう思われますか?
「そうだよね。そんなら、わざわざ毎月保険料を払ってまで子供の医療費にそなえるひつようもないか!」
と思われましたか?
ここで確かなのは「事実」だけ。
*子供の医療費を助成する制度がある自治体が増えてる。
*子供の急な入院に対応できる貯蓄が充分にあるご家庭もある。
この二つ。
それに対して「子供の医療保険の要・不要」に対する考え方は、さまざま。
ファイナンシャルプランナーBさん曰く。
「子供がもし小児がんなど大病を患って長期に入院したらどうしますか?両親のうちどちらかは看病のため仕事を続けられないかもしれませんよね?また、子供の時に大病をしてしまうと、いざ成長してから医療保険を検討しても、身体状態から加入ができない可能性もあります。
当座の医療費を補てんするという以外にも、
*親の失職に伴う収入減に備える。
*将来のために早めに加入しておく
(もちろん子供の医療保険の保険料は、とても安価)。
という、大切な意味があるのですよ。」
さあ、迷ってください!
実はどちらも正解。というか、色々な正解があるのです。
事実はひとつですが、それに対してどんな答えを出すかは、人それぞれ。
しかし、色々な考え方を知っておくこと、アドバイスを受けることは、重要で
「あー、そんな考え方があったのか。早く知ってたら加入してたのに・・・」
とか、
「そうか、助成金があるなら、自己負担はほんの少しだな。助成金がもらえなくなってから、医療保険に加入すればよかったよ・・・」
とか、
後悔するのは、避けたいところ。
色々な意見を聞いて、自分なりの選択ができるといいですね!
事実はひとつ、。でも正解は一つではないのです。