【R-18】
この回は内容の関係上、性描写を多く含んでいます。
未成年の方は閲覧をお控えいただきたく存じます。
よろしくお願いいたします。

 

 

いつものように

彼とSEXしているときに
 

私のスマホが鳴った


夫からだった


「誰から?」

「あ… 夫です。
 たぶん会社から移動したから
 私に報告してきたんだと思います」

「出れば?」

「え?出るんですか?」

 

「だってダンナさんに
 連絡を義務付けてるんでしょ?
 出た方が良いよ」

「あ、はい…」


ちょうど彼と始めたばかりだったので
 

邪魔された感じがして
イラっとした気持ちで電話に出た


「もしもし…」

「あ、俺だけど。今よかった?」

 

 

いつもの定時連絡のようなもの

なんだかな~と思っていると


彼が私に手を伸ばしてきた


「あっ…」


思わず漏れた声
 

慌てて口を押える


「どうしたの?大丈夫?」

 

 

「あ、うん。何でもないよ大丈夫。
 ちょっとスマホ落としそうになって」


それは事実
 

彼が私に触れた瞬間
スマホを落としそうになった


「そうか、なら良かった」

「で、どうしたの… ぉっ?」


また彼が私を責める
 

でも私は拒めない

 

 

「今から得意先に行くから」

「あ… そ、そう… ぅっ」


必死に声が出ないように耐える
 

だけど
彼の手はさらに激しくなる


「なんか声おかしいけど…
 大丈夫?」


返事しなきゃいけないけど
 

口を開いたら声が出る…

 

 

「もしもし? なんかあった?」


そこでようやく彼の手が止まった


「あぁ… ゴメン今出先だから」

「あ、そうだった?」

「もう… ちゃんとカレンダー見てよ。
 私の予定書いてあるでしょ?」

「ゴメン、今朝は見てなかった。
 忙しいのに電話してゴメンね」

 

「今度から気を付けてね。
 打合せ中なら出られない… しっ…」


もう終わったかと思ったら
 

また彼の手が
私を激しく責めだした


「分かりました。気を付けます。
 お仕事頑張ってね」

「うん… じゃぁ… ぁ…」


限界だったので
そこで電話を切った

 

 

「なんで切っちゃうの?」


そう言いながら
 

さらに激しく私を責める


「だ… だって… ムリ…」

「ムリじゃないでしょ」

「うああぁぁぁ!!」


そのまま指でイかされた

すると彼が耳元で囁いた

 

 

「…どう?興奮したでしょ?」

「はい… すごく…」

「すごく?」

「気持ち良かったです…」




こんなとんでもないことをしても

彼が望むのならと
 

私には夫への罪悪感なんて無かった



私はどんどん堕ちていった

 

 

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