【R-18】
この回は内容の関係上、性描写を多く含んでいます。
未成年の方は閲覧をお控えいただきたく存じます。
よろしくお願いいたします。

 

 

「そんなに緊張しないで(笑)
 さ、こっちにおいで」


部屋に入って固まっている私を
優しく中までエスコートすると

不意に後ろから優しく抱きしめて
耳元で囁いた


「今日は”楽しく”だからね」


そう言って私の顔を振り向かせ
 

そっとキスした

 

 

彼に包み込まれている安心感

私がウットリしていると
そのまま私をお姫様抱っこして
2人でベッドにダイブ

「キャー(笑)」

「アハハハハ(笑)」

2人でもつれ合いながら大笑いしてると

再び彼が
さっきみたいに優しいキス

 

 

そして

彼は私を笑顔にさせながら
少しずつ服を脱がせていく

その度にあらわになる部分に
彼が優しくキスをしていく


 …楽しい


初めてベッドの上で


”楽しい”と思えたかもしれない

 

 

私が少し反応すると

「ん?どんな感じ?」


「ん~… くすぐったい」
 

「よぉ~し(笑)」

漫画みたいなベロベロ音を立てながら
その部分を責めまくる

「イヤ~ くすぐったい(笑)」
 

「まだまだ♪」
 

「やめて~(笑)」

そんなことの繰り返し

 

 

 

いつの間にか私は

 

全て脱がされていて

彼に全身を委ねていた



「んっ…」

気が付けば

自然に吐息が漏れている

「あぁ…」

彼の指に
私の体が反応し始める

 

 

私の身体の中で
 

彼に触れられた場所に
何か別のものが動いている


そんな不思議な感覚


そんな私の反応を見ながら

優しく

私の全身を責め続ける彼

 

 

 

「どんな感じ?」

「なんか… 変な感じです…」

「今までと… どう?」

「こんなの… は、初めてです…」


責めながら私に問いかける彼

今まで感じたことない感覚の中
私は夢中で彼にしがみついていた

 

 

 

そして

彼の指が私の一番敏感な場所へ


「あぁっ!」


まるで電流が流れたように


私の身体が大きく反応して
大きな声が出た


「そう… 力を抜いて…」

彼の指は止まらない

 

敏感な場所を

優しく責め続ける彼


「あぁっ! あぁ…」


だんだん私の声が大きくなる
 

彼が指を動かすたびに
私の身体は小さく反応する


どんどん意識が遠くなる


何も考えられなくなってくる




もう私は

 

戻れなくなっていた

 

 

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