モノが売れないと言われる時代に、モノを作らずモノを仕入れて売る小売店はとても大変だ。
だってそうですよ。誰かがつくったものを仕入れて売ったら、おのずと価格競争に巻き込まれます。
そこでいつも僕が事業者さんにおすすめするのはファンをつくること。
それも熱狂的なファンを。
例えば、ファンが500人、全国に出来たとする。
500人から年間10000円のお金をなんらかの形でもらえれば、年収500万です。
そう考えると500人のファンをどうやって作るかがビジネスのカギになるわけです。
でその500人の熱狂的なファンがいればメーカーになれるんです。
小売りじゃなくなるんです。
だって500個の「あなたグッズ」を作ればいいんです。
あなたグッズはTシャツだったり、地ビールだったり、ワインだったり、お米だったり、なんでもいいと思います。
500だったらロット的にもそこそこの値段で作れると思います。
はい、あなたはメーカーになれるんです。
ファンの人生をワクワクさせ、ファンの人生に驚きをもたらし、ファンの人生に希望を持たせるような「あなたグッズ」を売ればいいんです。
とそこまで来て考えるべきことは、「あなた」とは何ぞや、そうなります。
「あなた」とはなにを考えているのか。
「あなた」はどんな世界が好きなのか。
その「あなた」に共感するのがファンです。
「あなたグッズ」はモノじゃなくてもいいかもしれないですね。
飲み会でもイベントでもワークショップでもいいかもです。
「あなた」を表現するなにかであればいいのです。
「あなた」や「わたし」、「ぼく」、「おまえ」。
みんな何を考えているんだろう。
仕事のまえに整理する必要がありそうです。
仕事を始めたら必ず聞かれるからです。
「あなた」はなにを考えてますか?