中古品の宅配買い取りにトライ | 世の中ウオッチング

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 ノンシャランに、お気楽に が基本です。

 

 自分と妻の中古のゴルフクラブ。狭い住まいの中で置き場所に困り処分することにした。

多少の費用負担をしても粗大ゴミとして出そうか?でも、中にはほとんど使用していない新品同様のドライバーやパターもある。

 ゴルフ通の友人の話では「ゴルフ専門ショップに持ち込めば買い取ってくれるよ」と事もなげに言う。

 でも、使い古しが殆どだし、買い取り可能性の有るのは数本に限られる。

迷った末に、ネットではどういう扱いなのかチェックすることにした。検索の結果、偶々○○&○○が見つかり、早速電話。

 電話に出た相手は女性。趣旨を説明し、「売りたいのは中古のゴルフクラブで市場価値は望めそうも無いが、それでもよいのか」とクドい程念を押した。返事は「いいですよ、宅急便の業者が○○日に行きますから渡してください。その前に梱包材を送ります」とのこと。

 後日、送られてきたのはポリプロピレン製のプチプチシート(気泡緩衝材)2枚と「はじめての宅配買取」説明冊子。添付書類は細かい文字で2頁の「宅配買取サービス利用規約」「宅配査定買取申込書(裏面に品名と点数の記入欄)」、もうⅠ枚約束事で署名を求める書類があった。

 必要書類と本人確認の免許証コピーを準備して待った。

 提携宅配業者が来訪したので2個口に梱包したゴルフバッグとクラブ14本を引き渡した。準備した書類を渡そうとしたら「私は荷物を運ぶだけ、書類は知りません」と言う。しかも宅配業者が持参するはずの「運送伝票」も無し。宛先も当方の住所の書類も無くて無事届くのかと、一寸不安になる。

 気になって○○&○○に電話をしたら、「梱包した荷物の中に書類は同封する」のだという。事前に説明があったはずというが、当方は聞いていない。仕方なく手紙にして送付。

 査定完了後査定結果を連絡するというルールになっている。

 Ⅰ週間待っても連絡が無い。もしやと思って調べたら、0120で始まる電話が発送後5日目に入っていた事が判明。この番号で始まる電話には原則出ない事にしている。勧誘や売り込みの電話ばかりだからだ。友達の中には固定電話には出ない主義の人もいる。それだけ迷惑電話を警戒をしているのだ。

 その後、何の連絡も無いから発送後2週間目にこちらから電話をしてみた。返事は「査定額は零なので返送しますか? こちらで処分をしてもいいですか?」。小生から「新しいクラブも入っていたと思うのですが?」と質問したら、「査定額は零です」というばかり。本当にゴルフクラブは先方に届いていたのか疑問を残しつつ、「どうせ中古品だし、仕方ないか」で幕を閉じました。

 渡した個人情報はきちんと廃棄してくれたのだろうかと心配になり、他方で買い取り業者は査定価格「零」の商品を引き取ってどんなメリットがあるのだろうかと、つい考えを巡らしてしまう。

 これまでの電話などのやり取りの経過を反芻しつつ、「高価な品だったら、不慣れな宅配買い取りはもっと慎重に!」が自分なりの結論でした。