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またまたやってきてしまった、

大井町・みに亭劇場。


ひと月にたった2度だけ仕込まれる

カレーライスを求めてやってきたのに、

今日はその日ではなかったようだ。


「お兄ちゃん、カレーの日は来週だよ。」


しょぼんと肩を落とすのだけど、

ここのラーメンは絶品だから、そこまで残念ではない。


すると、小生の後からやってきた

60代のおじさまも

「カレーを頂戴。」

と言ってきた。


女将さんに断られると、

「じゃ、代わりにつけめんで。」

って言うけどさ、

カレーの代わりにラーメンは解るけど、

カレーの代わりにつけめんは、納得がいかないなぁ。


変なライバル心が芽生えて、

いったいどんなつけめんが出てくるのやら

ワクワクドキドキ。


小生のラーメンが最初に出来上がって、


(別に、カレーはそこまで食べたくなかったのさ、

実は最初からラーメンを注文しようとしていたのさ)


的な感じで食べていたら、

小生とつけめんおじさんの間に、大男が座った。


「味噌ラーメン、大盛りで。」


大男が座ったせいで、

敵将が頼んだつけめんの具合がどんなもんか

見えなくなったじゃないか。


ちらっ、ちらっと

ラーメンを啜りながら、

つけめんの近況を探るが、なかなか見えない。


そこへ、大盛り味噌ラーメンが登場。


大男が麺をぐわっと持ち上げると、

大量の湯気が小生のほうに向かってくるわけよ。


蒸し暑いだろって。


たまらずお会計。


「お兄ちゃん、来週カレーを食べに来てね。」


あー、食べに来るさ。

その時は、

つけめんおじさんの隣の席で頼むよ。



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久しぶりのオッティモ襲撃。


数か月ぶりに見る、みっちょんは変わらず美しく、

一週間ぶりに見る店主中田さんの髭は、

相変わらず伸びている。


東鶴を傾け、チェイサー代りのエビス。

そういや、とりいち阿部さんと最近会ってないなと

駄目もとでメールしたら、数分後にやってきてくれたよ。


テーブルの正面に座ってもらい、

阿部さんこだわりの柿の種を提供してもらった。

「この柿の種がいいんですよー。」

と勧めてくるんだけど、

実際には食べたことがないらしい。


ちょっと、ちょっと、

とりいちさんは、客に出す料理も試食しないのかい。


しまった、

阿部さんが正面に座っているから

とりいちに来ているかと思っちゃったよ。


みっちょんが定時で上がって、

中田さんがビールを飲みだす。


「じゃ、小生は風の森をお願いします。」


お酒と一緒に、また柿の種がすっと出てきた。

「この柿の種、本当においしいですねー。」


カリカリ食感と辛味が、酒を呼びこむのと同時に

無性に腹も減ってきた。


あー、冷し中華が食べたいぁ。


しまった、

此処はとりいちじゃないんだ。



阿部さん、

今度から横に座ってください。



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※領収書はオッティモになっていたよ

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38・6度の高熱を出して

脂汗をかきながら、なんとか仕事を終え

自宅にもどった。


手足には見た事もない斑点が出てきて、

刺さるように喉が痛く、生きている心地がしない。


食欲だけは、なんとかある。

朝から具合が悪いと解っていたから

愛情たっぷりの雑炊を用意してくれてるかな。


台所に行ってみたら

ラップに包まったカレーライスを見つけた。


ええっ、、??

こんなに重傷な患者にカレーライスかよ!!


高熱ゆえ、幻を見たのかと思ったけど

ラップを外してみても、カレーはカレー。

きっと「おつカレー」って

言いたかったんだろうね。


翌朝、布団から出てきた新妻に

「こんなに具合の悪い夫に、カツカレーは無いでしょ。」

とやんわりと言ってみたら

「カツじゃないわよ!コロッケカレーだったでしょ!!」

と憤慨。


こえー。

この際、どっちでも良いと思うんですけど。


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