お薦の本 2冊目 | 洗濯機で洗いました。

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「吉本隆明の声と言葉。」(ほぼ日ブックス)


38ページ

若者がここ数年ショッキングな行動を起こすことの回答として吉本氏が述べた言葉



「その場所で感じられる職業循環の速さが自分と違うからだと思うんです。

東京(*)の速さと自分の精神的な速度が、違うからなんです」


*東京という場所は、もっとも速い場所の例として前文に記されています。


これは、「なぜショッキングな行動を起こすのか」という疑問の回答として吉本氏が述べた言葉ですが、


私自身、20歳台の頃、抱えていた苦しみの一つは


確実にこの言葉で述べられている気がします。



私は、いつも、少し「自分にはきついかな」という状況に立場を置いていました。


そして、人間関係の息苦しさや仕事のリズムに自分を合わせることが出来ず


失敗してきました。


今は、少し楽なペースで仕事が出来ています。


ノルマはあっても、現段階ではそこまで厳しくクリアを求められるものではないし、


同僚の皆が、そこまで仕事を頑張りすぎていないところが大きいと思う。


しかし、それでは、ライバル会社には勝てないと思います。


でも、勝てない所で勝とうとせず、勝てる場所を探している状況です。



恵まれていると思います。少しあまい基準の状況にいられることを。



しかし、「その状況にあまえているばかりではいけない」という意識をしっかり持っています。


そして、何より私が10年以上社会人を経験し、失敗の中から「ある程度の平均値」を


感じ取れるようになってきた点も大きいと思います。


私は、言われたことを言われたとおり行おうとして、失敗を繰り返してきました。


私は10年近い遠回りを経て、現在の自分になりました。


応用が利かなかったんです。今にして思えば。


だから、私は皆が上を目指しても、無理に上にいこうとは考えません。


そうしたら、失敗するんです。


すると、また傷つくんです。


私は、自分が無理をしないレベルでしか仕事も人間関係もこなせません。


それは、私の経験からの持論です。


だから、それで周囲が迷惑をするなら、必死に説得するか、


私がその場を離れる意外ないと思います。


私は、多くの同僚の一人になることは出来ません。


多すぎる人の感情に私は過敏に反応してしまい、私自身が壊れてしまうからです。


だから、このBLOGをご覧のあなたが、


今の状況にストレスなり、わだかまりを感じているのでれば、


それは、自分の速さとその状況の速さが適当かどうかを考えてみればいいのではないでしょうか。


そして、今、仕事を探しているという方は、


その職場の人が、「あなたの速度を分かってもらえるか」ということも、


選ぶ基準にされてはいかがでしょうか。


仕事達成度を優先され、人の感情を二の次にされてしまうような状況は、


少なくとも、私のような精神的に弱い人間にはついていけません。



大きなプロジェクトを達成して大歓声を受けるより、


地道に自分の実力に見合った仕事をこなし、それを自信に少しずつ上を目指していく。


そんな風に私は、これからも生きていくと思います。



本日もお越しいただきありがとうございます。