娘の悪阻がやっと治まり自宅に戻り

夫婦二人の静かすぎる日常が

戻ってきたので

(と言っても仕事帰りに孫の守りしに

   寄り道させられておりますが😅)

早速

シネマ歌舞伎「唐茄子屋  不思議国之若旦那」

を観になんばシネマパークへ


👻

土曜日のバケモノの子は

数ヶ月前から予約して

娘と一緒に堪能デス。

孫の守りはムコ殿で

てんしばで昼寝する孫を

2時間ほど見守ってから

天王寺動物園に父子でブラブラ🐘🐒🦁

子煩悩&嫁大事(自由にさせ過ぎ) 

 にしてもらって、

ホンマにアタマ下がりまくりですわ💦


唐茄子屋~は平成中村座で演じられた

昔からある落語の「唐茄子屋政談」に

「不思議の国のアリス」をミックスし

セリフ廻しが最高な宮藤官九郎さんが作・演出。


原作は

花魁に入れ込んで勘当された若旦那が

心を入れ替えるつもりで

汗水流して売った唐茄子の売上を

困窮する母子に渡してしまい~

という人情噺。


それが宮藤官九郎さんに掛かると

時事ネタがこれでもかとぶっ込まれ、

中村勘九郎さんとと中村獅童さんの

漫才みたいな掛け合いありーの

(さすが初音ミクと共演する獅童さん

  今様歌舞伎の見せ所が分かってらっしゃる!)

中村ファミリーを酷使する

ドリフターズばりの役替わりや

観客イジリまであるのに


歌舞伎の化粧や台詞回し、

様式美に則った殺陣や見栄はきっちり盛って

決めるところはバシッと決めて

🖐(・ω・)🫸


初めての人でも

白塗りちょんまげの

違和感や敷居を感じる間もなく

歌舞伎の世界にどっぷり浸って

笑ったり泣いたり

すっかり虜になってしまいます。


「不急不要」と言われ

いつ明けるともしれない時期でも

準備し、練り上げてきた舞台に

歴史を生き抜いてきた芸能の強さを

とても強く感じられました。

これからも応援するぞ~🐸