まだ腰痛が最高値に達している頃にインターフォンが鳴った。
痛みをバネに起き上がり返事をすると郵便局員で書留が届いていると言う。調子が悪い旨を伝えてドアポストに投函してもらった。
テレビ東京からの封書だった。
便箋にこうあった。
(番組名)のプレゼントにご応募いただきありがとうございます。しかしながら社内調査の結果、抽選が行われた形跡に至らず、お詫びと共にQUOカードを同封致しました。
とのこと。
相棒にケンタにデリバリー頼むか。返事を待たずにオーダーを入れた。
ついでにセブンにも。
便利なものだ。
わざわざ出かけなくていい。
しかしお前は小金持ちだな。相棒が嬉しそうに笑う。
うん、金に執着したことないから。
油だらけの指先からはじめてのケンタの匂いがした。
