朝から雨。
まだ早い時間に起きてしまう。
長い熱帯夜が身体に刷り込ませてしまったとしか言いようがない。
カーテンを開けると雨粒がちらばっていた。
ベッドに座り雨音を聞いた。
なんだろうな、、
この部屋じゃなくて離れたコンビニでも、きっと同じトーンに聞こえるだろう。
八月は終わるよ
八月は待ってくれないよ
読書感想文は書いた
そうだね、書いてしまおう。
原稿用紙三枚分ジャストに。
課題図書とサポートの辞書は揃えたんだ。
『手のなかのすずめ』
主人公のティムはお母さんに連れられバザールに出かける。会場は混雑していてティムは迷子になってしまう。軽いパニックのなかティムは小さなすずめを見つけ、大きくなるまで飼育することにした。
この本のテーマは、母に守られるだけだったティムがすずめを守る側に成長すること。
ざっと書いたけど、上手く書ききれなかった。
なぜなんだろ、いつもそう。
昼過ぎには雨があがったので散歩にでた。
雨粒をたたえたローズマリー畑は、むっとするほどの香りを放出していた。
あっ、待てよ。
とおくない早春のある日、高校の裏側の塀をどうすり抜けたのか子すずめが落ちてきた。
子すずめは僕の足に隠れるように添い歩き、この畑に逃げこんだ。
なにから逃げていたのだろう。
狡猾な猫か心のないカラスか。
もう少しみまわりすれば良かったかな。
帰宅したらもう一度書いてみよう。
上手くなってるかも知れない。
