二俣駐車場は既に満車になっていて少しばかり離れた路肩に寄せた。
冬のウェアにしたのは正解。
東京ですら真冬並みの冷え込みになっていた昨日。
丹沢あたりはうっすらと降雪があったようです。
ストックで足下の草を払うとかさかさに枯れた草がさっと雪の粒を脱皮させます。
冷たくなった耳には、鶯の鳴き声。
鶯は臆病だから人前には出てこないと聞きました。
たしかに、目の前で鳴かれても風情が薄くなるだけかも知れませんね。
季節は早春だけど、まだ冬から目覚めていない身体が悲鳴をあげる旅になるでしょう。
丹沢山系は甘くないのです。
が、目覚めさせるにはぴったりです
霧氷を見上げては渡渉をしながら、帰りにはもうこの景色はないよね、暖かくなるだろうから。
そうだな。
なんて話しながらと登山道に入ります。
ふぅ
はぁ
ふうふう
はあはあ
南側の斜面だから暖かいけれど喘ぎは白いです。
鍋割山を歩くのは4回目。
前回の3回目は何を間違えたのか二俣には下りられないという痛恨のミス。
幽霊まで見た挙句に、みくるべ病院からタクシーで二俣に戻るなんて信じられない山行に。
今日はそのリベンジもあります。
風の抜ける尾根と泥道と9号目を示す案内板まで上り詰めると鍋割山荘が見えてきます。
山荘に群がるうどん難民。
僕らも15分くらい並んで手渡されました。
ぐつぐつに煮立った土鍋にうどん。
鍋からつゆが沸き立ちしぶきを飛ばしています。
200円値上げで1200円に。
玉子、山菜、なるとなどなど
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ずるずる
喉が焼けそう
風が土鍋をゆっくり冷ます頃に食べ終わります。
続きます




