富士山五合目から上は別の惑星のようなイメージを抱きます。
赤茶けたり黒かったり、生命感を覚えません。
(個人的に)
やはり特別な山なのでしょうね。
正午に奥庭荘に向かうと珍しくと言っては失礼ですが
ぶらっと散歩でもして30分後にまた来て。と。
店内を見渡せば奥座敷まで松茸定食がずらりと並べられていました。
きっと観光バスの団体さんが入ったのでしょう。
奥庭は普通に歩けば30分も掛からないので、作業中のヘリコプターを見上げたり、夏山を振り返りつつぼんやりと歩きます。
薬師岳にむかう木道でさ、おこじょ見たじゃん。
ここにも居るみたいだよ。
えー!嘘でしょ。こんなデスゾーンに?
荘におこじょの写真があるんだよ。
あったっけ。よく見てるよな〜。
戻ったら教えてよ。
いいよ。
昔の記録だと長野県からだったかな、保護のために富士山に雷鳥を放鳥したらしいよ。
あの禿げ山に?
二人して見上げる富士山。
生き残る訳ないじゃん。
隠れるハイマツもなければ餌もない。
可哀想だよな。
雪と強風で身を小さくしたり折れ曲がった木々の隙間をペタペタと歩き、山頂へ。
ベンチに腰掛けて、来年はどうする?
朝霧高原キャンプ場も施設は整ってるらしいよ。
毛無山を見上げて?
それなら富士山を見上げようよ。
テントね
まとまらない話をして荘へ。
おこじょはどこに?
探してみな。
あ〜、いた、いた。
来夏にまた会えるかな。
会えたら写真とらなきゃ。
カメラを出せないくらい土砂降りだった薬師岳を思い返した。




