身長ほどの熊のぬいぐるみが門番をするスポーツ店に向かった。怖がりなものだからなるべく素通りをして、ガラス窓越しの花壇を眺めると、オリーブの木が一本植えられいた。窓枠の高さが2メートルくらいだから、それよりも若干低く、幹は細っそりとしている。

うちのオリーブの木がこれくらいに育つまで幾つの季節が移り行くのだろう。

オリーブを植えた理由はこちら


ミニトマトの苗は夏の間にみるみると育つのにそういう訳にはいかない。植樹した林が森に変わっていくように気の長い時間が必要なのだ。

棚にはTシャツに変わり長袖のウェアが並びはじめたようだ。厚手のジャケットを試着するとガラス越しの陽射しもあって暑いくらいだった。

三階にあがり靴を眺めた。目下のところ一番急がないといけないギア。雪山にも使用できるものを尋ねてアドバイスを貰った。

今年はよく歩いたしこのまま冬に継げることは出来るだろう。そのことを嬉しく思えた。

帰宅してオリーブに水遣りをすると新芽が姿をみせていた。

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僕だけがこの部屋に生きているんじゃないとたっぷりと水を撒いた。

はじめて成長を実感できた自分にはノンアルビールを注いだ。