麻のシャツが欲しくて白にするか生成りにするか持ち合わせの服を頭に浮かべ、浮いた色にはならないだろうと白の長袖を選んだ。
そんな余暇を過ごして帰宅をしてもまだ夕暮れはやって来ないから、バッヂとかステッカーの整理をしておこうとぶちまけてみた。
窓を開けレースカーテン越しに空を見上げると、何の変哲もない風景があるんだけど騒がしいニュースは受け付けたくなくて、当たり障りがなくて夕暮れを待つにはちょうど良さそうな音楽を探した。
ボビーコールドウェル
兄貴が黄昏時に聴いてたっけ。
失恋でもしてたのかな。
こうして整理をすると登った山のって少ないものなんだね。
あった、これこれ
俺の宝物。
なんて思慕を募らせてもまだ黄昏は来ない。
さっ、明日の用意をしなくちゃ。





