樹林帯を抜けると真っ平らな場所に着いた。
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山の春はまだ始まったばかりなのか蕾だらけ。
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おっ、久しぶりだ。

指をさして教えてやる。

いわかがみ
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何も知らない自分たちはコマクサと思い込んでいた時もあった。

無知だったよな。

どうやらここはカモシカ平と言うらしい。
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山肌に沿っておおきくカーブを描くと硫黄が強く臭ってきた。

足下からも眼下の川からもぶすぶすと煮立った湯気が噴出してるみたいだ。

殺風景で殺伐とした眺めは焼岳に近い。

鼻をつまんで通り過ぎると、また鳥居が現れた。
奥に目をやると火山館がみえる。

あっ、館長さん。

なかなか下界には下りないらしい。
夜には森の仲間がやってきて飽きないとインタビューに応えてた。
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担いできた蒔きを積むと、ありがとうと手を振ってくれた。

ザックを降ろしテラスで小休憩を入れる。

水場で顔を洗いアイスコーヒーを淹れた。

静かだ。
風さえ沈黙を守るように、そよと吹く。

館内の様子

カモシカの頭蓋骨(((o(*゚▽゚*)o)))

なるほど。
下界より楽しそうだ。
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そろそろ自分たちもてっぺんに向かわなければ。

気温15℃

暑くも寒くもない。
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ニューシューズも足に馴染んで踏ん張りもきいてる。
相棒も同じのようだ。
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ふふ、なんかパワフル😵
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続きます