新しい月のはじまりです。

一年のなかで一番に好きな月。

昨日実家に戻るとおふくろが、もうすぐだね。
山に行くの?と聞いてきた。

うん、ありがとう。
山に行くよ。

なんだかね、短いものだと思ってね。

なにが?

18才までしか一緒に住めなかった。
大学生になるとこの家を出て行ったものね。
今年で幾つになるんだっけ?

齢を重ねて思うのは、産んでもらった喜びと感謝しかない。

薔薇のような人生ではないが、泥のような人生でもない。

おふくろさ、産んでくれてありがとう。

そう言うと母は泣いた。


明日は誕生日登山へ。