昼下がりゴロンと横になり
『春を背負って』を読み進めた。
梓小屋という山小屋を舞台にした短編集だった。
心がじんわりと暖まる内容に早春の風が吹き込まれたようだ。
映画になるがこちらも鑑賞しようと思う。
それにしても随分とまえに出版されていたのですね。
読み終わった直後、バカ相棒が
ものすごい勢いでやってきた。
ドドドドドー
届いた、届いた!
小脇に抱えていた小包みをボンと置くと。
写真を撮れ、と言う。
なんで俺が写真を…とは心の声で。
はい、はい
カシャ
どうだ!
ジャーン
ファンファーレ付きで中身を取り出す。
あらま、、
山と道のカスタムメイドのザック。
これをわざわざ見せに来たらしい。
背負ってみるとUL感がすぐ分かる軽量さ。
フロントにキューベンファイバーを貼り合わせているのもなかなかの出来栄え。
これ、これ。
ホイッスルになってんだぜ。
ピーピーピーピー煩いのなんの。
かっこいだろを連発。
何事もなかったかのようにまた袋に戻し入れ立ち去ったのでした。
奴の新ザックの荷物は『春を背負って』に。
明日の朝、迎えにくるからな。
俺が背負っているのはバカ相棒なのかも。




