著者: ロイド カーン, Lloyd Kahn, 玉井 一匡
タイトル: シェルター
小さい頃に近所の空き地に大きな四角い看板が倒れて放置されてました。その看板は途中でポッキリと折れてて「く」の字に曲がってて、子どもなら余裕で入り込めるスペースがありました。そんな空間にダンボールを敷いておもちゃを持ち込んで中に籠って遊んだり、友達を連れて来て遊んだりしたのはもう30年くらい前のお話…。年をとったなぁ、という事ではなくて、大人になった今こそリアルな秘密基地が持ちたいなぁ、という妄想をたまにします。その原因はこの本「シェルター」にあります。洞窟の中の住宅や、ツリーハウス、小屋から遊牧民の住居までありとあらゆる個性的な住空間を集めたトキメキ満載の「大人になっても秘密基地欲しい欲」を満たしてくれる本なのです。ツリーハウスって「南の島のフローネ」みたいなやつですよね。あんなのにいっぺん住んでみたいっす。