24時間換気と気密


現在、私たちの住まいには、24時間稼働する換気回数0.5回/h以上の換気設備を設けること。これが設計・施工として法律上、義務となっています。

この換気設備を使用し、室内環境を快適に調整しながら生活するのは、住まい手が行ないます。


何かおかしい?!

みなさん気づきました?

ここに大きなズレが発生しているようです。

換気設備は、設計・施工側では、建物内の空気質(主に有害なガス・臭気など排除)の管理を主としているのに、住まい手は快適な環境のため、主に温度を優先して設備コントロールをします。

そうすると24時間換気として稼働するはずが、現実には設備を過剰に運転したり、また止めてしまうと言うことが起こっています。

これではしっかり換気をコントロール出来ておりません。

またさらに、気密を考慮されてない建物の場合、大きな隙間があると、本来の給気口ではなく、換気扇に近い隙間から空気を吸い込むことがあります。その結果、空気が入れ替わりにくい部屋や、冬に冷気を感じる場所が生じます。


実際の住まいで行なう気密測定では、隙間量を確認できますし、さらに別途、換気風量も測定することで、計画換気が機能しやすい環境を整えられます。換気設備の種類だけでなく、建物の気密性能まで確認することが重要です。